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先日、ピアノ愛好家の知人と食事をする機会で、話題になってことの1つに、
「ショパンのおすすめ演奏(録音)で、誰の演奏でしょうか?」
という話だった。

ショパンは、とても多くの録音が発売されていて、今年は特に記念年ということでもあるが、「この人の演奏は絶対におすすめ」という録音をあげることは、ショパンの場合は、ちょっとした歌い方のニュアンスやバランスの違いなどで、好みが分かれてしまいそうで、もしかしたら他の作曲家よりも難しいかもしれない。

しかも、ワルツ、エチュード、前奏曲、バラードなど、曲のジャンルによっても、ポリーニやアルゲリッチなど、好きな演奏家が分かれそうでもあるが、今年はスケルツォやバラードといった曲を弾く方も多いと思うので、今や定番とも言えるカツァリスなどの有名版以外で、モリスのおすすめ版を少しあげてみる。

・ペルルミュテール(Perlemuter) ~ ラヴェルの唯一の弟子というイメージが強いペルルミュテールだが、彼はラヴェル全集の演奏よりも、ショパンのバラードの方が、合っているように思う。ちょっとした息遣いなどは、素晴らしい。スケルツォも現代のような洗練されたような演奏ではないが、音の1つ1つに気を配っている演奏。

・カール=アンドレアス・コリー(Karl-Andreas Kolly) ~ 以前にもおすすめとして書いたと思うが、バラードは、現代の演奏としては幾分抑え目のテンポだが、流れがとてもスムーズであり、無理な歌い方などの不自然さを感じさせない。また音のバランスの素晴らしさも注目。

・ルービンシュタイン(Rubinstein) ~ これも定番かもしれないが、自分にとっては、バラードやスケルツォはもしかしたらどの演奏よりも、イメージに近く聴こえるように思う。ルービンシュタインは録音が膨大にあるが、自分が今聴いているのは、ARTUR RUBINSTEIN The CHOPIN Collection というBMGから発売の11枚組のボックスCDで、バラードとスケルツォともに、録音が1959年となっている。

他にもおすすめ版はあるが、またの機会に。
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ベートーベンのピアノソナタは、バックハウスやケンプといった巨匠ピアニストの定番中の定番の演奏家のものは子どもの頃からレコードなどでもよく聴いていて、他にも名ピアニストのアニー・フィッシャー Annie Fischer などの演奏も芯があるのに繊細さも合わせもっていて結構好きなのだが、今年の初めに別のピアニストが弾く全集を買った。

演奏しているピアニストは、ルドルフ・ブフビンダー Rudolf Buchbinder というピアニスト。
かなり前だが、某国営放送でも、ベートーベンのピアノソナタのいくつかをスタジオリサイタルのような形で演奏した様子を放送していたので、もしかしたら知っている方もいるかもしれない。

ブフビンダーの弾くベートーベンは、全体的に温かみのある音を持っていて、変に硬くなったり、派手さを演出するようないことはなく、作品の持っている流れを実にスムーズに表現しているところが、とても聴きやすい。
曲によっては、ペダルを少なめにして、左手パートの流れを聴き手に届けるような感じで聴かせてくれるので、立体的な音楽聴こえて、四重奏のつくりになっていることを、感じやすい演奏かもしれない。

ただ、全集なので32曲のピアノソナタ全部を聴くと、当然のことながら、自分の持っているイメージや、実際に弾いた時の感触とは遠い演奏も入っていて、第10番や第14番「月光」などは、自分のベートーベン像からは少し遠い演奏だった。
逆に、第1番、第7番、第24番「テレーゼ」などは、なかなか素晴らしいと思う。

この全集は、昔の巨匠達の録音よりも、比較的新しいので、「巨匠の名演奏とはわかっていても、古くてノイズの多い録音はあまり好きではない」という方にも、ブフビンダーの全集はおすすめ。
リンクさせていただいている方のブログで、「CD3枚以上を持っているピアニスト」という記事があったので、自分も影響を受けて書いてみる。
ただ、全員書くとおそらく長くなってしまうので、数人にしておく。

パスカル・ロジェ

ドビュッシーやリスト、ラヴェルなどを弾くフランスのピアニスト。
彼のドビュッシーは繊細さとピアノの鳴りを併せ持っていて好感の持てる演奏。
リストやラヴェルの難曲の録音でも、難曲とそれほど感じさせないようなところがお洒落。



ヴィルヘルム・バックハウス

自分も昔はテンペストのLPはよく聴いた。
参考にするというよりは、「これがベートーベン」というイメージが、長期間残っていたかもしれない。
ベートーベンを弾かれる方は、「悲愴」や「月光」などが入ったソナタ集のCDを、お持ちの方もかなり多いと思う。



アリシア・デ・ラローチャ

昔はこのラローチャくらいしか、スペインものの録音が見当たらなかったように思う。
アルベニスの演奏が特に冴えのある響きだと思うが、グラナドスなどはラローチャ以外の演奏が最近は好きかもれない。
スペイン物以外のCDも持っていて、特にシューベルトが良いように思う。


といった感じで、今回は3枚以上CDを持っている(LPを含む)、3名の名ピアニストさんのCDをあげてみた。
いろいろ書いているが、どのピアニストも素晴らしい演奏なので、機会があれば聴いてみてはいかがでしょう。
あまり予想もしていなかったバッハのリクエストに対し、何を弾こうかと楽譜を開いてみたり、手持ちのCDを聴いてみたりもしてみるが、絞るとなると結構迷ってしまうもの。

そこで、ここは自分の友人の音楽知識人さんの力を借りることにする。
ここにも何度か書いているが、この音楽知識人さんは、CDなどの録音物の所持数は軽く1000枚は越えていて、特にバロック期の音楽のコレクションは充実している。
当然ながら、バロック音楽に非常に幅広い知識を持っていて、室内楽やオペラにも詳しく、自分などは全く及ばないが、音楽知識人さん本人は何も演奏はできない。

だが、演奏しないで聴くこと専門の方の、音楽に対する見方(聴き方)というのもなかなか興味深いものがあって、いつも楽しくてためになる話を聞かせてくれる。
今回も、自分が、
「バッハと言われたので、何かおすすめのCDでも貸してください」
と頼んでみると、

「はい、この全集。ほとんど全部の鍵盤作品が入っているから、時にはこれを集中的に聴くのもいいよ。弾いているのも、皆さんお馴染みの巨匠だしね」
と、翌日にはすぐに届けてくれた。

音楽知識人さんから借りたのは、小学館のバッハ全集の一部。
非常に膨大な量なので、今回は鍵盤作品の部分だけをお借りしたが、ピノック演奏やギルバート演奏のチェンバロや、カークパトリック演奏のクラビコードなどで、インヴェンションとフィンフォニアから、組曲系や平均律、変奏曲や小作品まで、バッハのほとんどの鍵盤作品が網羅されている(この全集を全て揃えると、かなりの値段だと思う)。

ピアノで弾くバッハが自分はもちろん好きなのだが、選曲の時などはこうしたチェンバロの全集を聴くのも面白い。
じっくりとたくさん聴いて、心から弾きたい曲を選んでみよう。
それほど集中的にたくさん弾いたことがない作曲家は、実は聴くのは結構好きな場合もある。
自分にとって、その一人はブラームスだろうか。

もちろん、ブラームスをと言えば最初に弾くことが多い「2つのラプソディー」は弾いたし、「間奏曲(Intermezzo)」などからいつくかを遊びの譜読み程度に弾いたりしてレッスンでも使うが、いつかは集中的に取り組んでみようかとは思っているが、現在のところは未定状態。

だが、聴くのは好きなので、おすすめ盤を1枚。
以前はルプーのブラームスも好きだったのだが、今回のおすすめは定番どころかもしれないが、グールドを。

グールドの弾くブラームスの間奏曲に漂っている雰囲気は、やはり少し異質な感じはする。
だが、それは風変わりといったようなものではなくて、ブラームスの間奏曲の美しさの本質を、そのまま出しているような演奏とでもいうようなピアノ演奏。
特に、Op117-2などはなんとも言えないような世界を持っている。

グールドのバッハやモーツァルト演奏というのは、一般的に参考になりにくいとはよく言われるが、このブラームスの間奏曲に限っては、参考にするために聴いても良いと感じる。
このCDには、「2つのラプソディー」の2番も入っているが、これも通常よりも少し遅めのテンポでありながら、進むような力を感じる演奏で、この曲を弾く人も聴いてみるといいかもしれない。
大事なことを忘れていました。
輸入版の演奏者名を探しやすいように、記事中の演奏者名に追記載です。

先日の記事に、バッハのインヴェンションのCDについて触れたが、もう少し。
自分の中での最近のおすすめは、先日書いたように、アマデウス・ウェーバージンケの演奏。大げさすぎない適度な抑揚感のあるバッハは、聴いていて音の世界観を楽しめるし、テンポもそれほど速すぎないので参考にもなりやすいと思う。価格も1,000円くらいだったと思う。

では、他の方の録音で、おすすめは言うと・・・

エフゲニー・コロリオフ Evgeni Koroliov は、全体的に丁寧に少し遅めのテンポで、しっとりとロマン風味多いめにピアノ音楽としてのバッハを意識したかのように弾いている。
曲によっては終わりの部分を、かなり引っ張るような感じで弾くので、少し好みも分かれそうだが、こういう演奏も鑑賞にはなかなかいいと思う。(ただし輸入版のみかもしれない)

クリストフ・エッシェンバッハは、指導者の間でもよく言われるように、ピアノのインヴェンションとしては参考にしやすい演奏なので、もっている指導者も多そう。
抑えた表現ときれいにまとめられていて、テンポも曲によっては少し速めだが、全体的にはそれほど高速でもないので聴きやすい。

ヤーノシュ・シェベシュティエーン Janos Sebestyen は、こちらも大げさなクレッシェンドやロマン的な風味付けは薄いので、現代ピアノでも、そうしたバッハのイメージで弾かれる方には、好まれる演奏だと思う。
ただ、インヴェンション1番はそうでもないものの、全体的にテンポは速めなので、この演奏をそのまま真似するのは、曲によっては難しいと思うが、イメージとしては参考にしやすいかもしれない。(輸入版のみ?)

アンドラーシュ・シフを持っている方も多いと思う。
シフはインヴェンションとシンフォニアもいくつか録音があると思うが、自分が所持しているのはシフが20代の時に日本で録音したDENON(日本コロムビア)版のCD。若い時のシフは幾分シンプルなバッハ演奏で聴きやすいかもしれない。これも1,000円くらいだったと思う。

チェンバロで聴くなら、例えばエリザベス・ジョイエ Elisabeth Joye などがいいかもしれない。
テンポはかなり抑えて1音1音を大事に、そしてフレーズのニュアンス豊かに、微妙なテンポ変化もあって弾かれているので、聴きやすい演奏のように思う。
当然ながらピアノとはまた違った魅力があるし、録音されたチェンバロの響きがきれいだ(これも輸入版のみかもしれない)。

少し輸入版のみの可能性のCDが並んでしまったが、クラシック専門CDコーナーのある比較的大きい店では、このうちの何枚かは見つかるだろうし、大きなネットショップでも見つけられると思うので、もしよろしければ参考に。
尚、輸入版をネットショップなどで探すときには、演奏者名をカタカナではなく、アルファベットで入力して探すといいようです。または、例えば「invention」などと曲名をアルファベット入力すると良いようです。
昔は、バッハの鍵盤音楽を「聴く」ということが少なかった。
「インヴェンションやシンフォニア」は、いかにも「勉強している」というようなイメージが強かったせいか、録音ものを参考にすることは少なかったと思う。

だが、バッハを鍵盤音楽は、聴くのも楽しい。
バッハを録音しているピアニストは、実力者が多い印象だが、有名どころはグールド、ニコライエワ、シフ、エッシェンバッハといったところに、最近では若手のシュタットフェルトだろうか。バッハを弾いている方や好きな方なら、このうちの誰かのCDをお持ちの方も多いだろう。

この方々以外で誰かという時に、少しおすすめしたいが、アマデウス・ウェーバージンケが弾く、バッハ「インヴェンションとシンフォニア」のCD。

ウェーバージンケについては、正直全然知らなかったのだが、オルガニスト、ピアニストでバッハ時代の音楽を得意としているらしい。
CD録音では、ピアノでインヴェンションとシンフォニアを弾いているが、しっかりとした演奏でありながらも、品の良さや繊細さもあり、それほど個性的というわけでもないが、流れの良いバッハで聴きやすい。自分の好きなシンフォニア11番も綺麗に印象深く、8番は活発な感じに弾かれている。

現在インヴェンションを学習している方に、ウェーバージンケの真似を勧めているわけではないが、少し参考にしてみるのも悪くは無さそうだ。
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