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少し前に、ピアノ歴(年数)ではなく、練習してきた総時間のようなもので考えることを書いたが、もう1つ、弾いてきた曲数というのも関係していると思う。

最近書いていなかったので、かなり間が空いてしまったが、生徒さんのアサさんの底力をつけようと、ここ数ヶ月やってきたわけだが、この春になって、かなり大きな方針転換をした。

1つは、テクニック本の見直し。
多くの生徒さんが使っている1課題が短めのテクニック本を使っていたが、少し難しい章に入ったところで、かなりの苦戦。
これでは、テクニックの練習ではなく、譜読みのチェックばかりになっていたので、年度末にちょうど何とか終わりに近づいたので、思い切って、もっと1課題が短くいテクニック本に変更してみた。
一時的に内容の程度は少し下がってしまうが、たくさん弾いて曲数をこなしていくことも大事であり、今はテクニック本で停滞することは避けようという判断。

2つ目は、フランスの2声教本をやっていたのだが、これは途中だが休止にして、他の多声教本に変更することにした。
フランスの2声教本をやって実力をつけていくことは、耳にも指にも大変有効だと思っていたのだが、今のアサさんの実力では難しかったのだろうか・・・
とにかく、かなり停滞気味だったので、馴染みの曲がポリフォニーになっているようなわかりやすい本に変更。
すぐに効果があるとは思えないが、弾けるようにはなってきている。

教本はこれまでどおりだが、できれば毎週2~3曲やってくることにして、そのかわりに曲集は一旦休止に。
これで、4冊の持ち曲体制だったが3冊に。
だが、教本は1~2曲だったのが2~3曲になったので、実質やることはあまり減ってはいないのだが、これまで4冊体制についてくるのがギリギリのような感じが特に今年になってからは感じていたので、3冊体制にすると、気分的にも少しやりやすいのではないかと。

そして、その体制が約2ヶ月が経過したが、効果はあったようだ。
教本のペースは上がって毎週2曲くらいは仕上がるし、テクニック本を半ランクくらいレヴェルを落としたせいもあり、どんどん進んでいて、特にスケールの弾き方が改善されてきた。
多声も知っている曲のアレンジものなので、譜読みのミスも減って、じっくりだが進んでいる。

当分はこの内容を維持して、譜読みをしっかりやること、そしてテクニックの底上げ、演奏力の全体の底上げを。
それが身についてきたら、少しそれらしい曲に挑戦という作戦にしようと思っている。
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底力をつけようアサさん編のつづきを。

アサさんは、昨年は某コンクールにも出場。
本番の演奏は特別良かったわけでもないが、本番に向けての練習はしっかりやってきたので、それなりの実力もついたと思う。
そして、こうした課題曲のレヴェル設定があるコンクールに出場できたということは、それほどピアノ歴は長くないが、一応は同年代のまずまず弾けるとされるような人達についていけているという考え方もできる・・。

だが、実際には、普段のレッスン曲のレヴェルは、現在やっと昨年のコンクール曲に届いたかどうかといったところで、しかも核としている教本に至っては、そのレヴェルよりもかなり手前。
つまり、コンクールや発表会の練習で、教本が中断してしまった時期が長く、短い曲が多い簡単な教本なのだが、あまり進まなかった。

今はもう、その教本よりのレヴェルよりは弾けているからといって、この教本から違う教本や練習曲集へ、一気にジャンプアップさせることができるかと言うと・・・きっと出来ないだろう。

いや、やろうと思えば、できなくはないのかもしれないが、アサさんには、それをやると進行が今よりももっと遅くなりそうだ。
なぜなら、今の教本なら簡単なので、本来は譜読みミスも無く、演奏の仕上げも少し高い次元で、しかも週に2曲、3曲と進められそうなものなのだが、実際にはそうはなっていない。

大枠としては弾けていても、どこかに必ずと言っていいほど不用意なミスがあるし、余裕がない場合もある。
“簡単な曲を、音楽らしくちゃんと弾く”
これを、毎週しっかりやっていくことが、今のアサさんにとってはとても大事なことだろうから、少し厳しいかとは思うが、自分もこれをあまり譲らないことに、最近はしている。

つまり、明らかに練習量不足からくるミスタッチや、拍子感から逸脱したような弾き方をしていたら、即アウトということに。
指導の結果、もう一度弾いてもらって良かったとしても、合格にはせずに、次週にもう1度弾いてもらうことしているが、これによって、アサさんが家で練習して、わかって弾いているのか、本当に出来ているのかを確認することができる。

今、この不完全に弾くクセをとり除くことができれば、後で絶対に楽なはず。
ちょっと遠回りのようにも思うかもしれないが、地道に辛抱強くやってもらうことにしよう。
昨年の秋の発表会の後、アサさんは譜読みの力、そして演奏力もあげていくために、2声の現代教本を導入。
短期的には、まずは自身が弾いている音を、しっかりと耳で聴くこと、そして譜読み違いをしないことが目的だが、左右の手がそれぞれメロディーを弾く本なので、これを継続していくことで中長期の目標としては、この先にインヴェンションがあるということになる(もちろん、他のバロック的なものも必要になるが)。

この現代フランスの2声教本をやってみると、予想どおりに、左の音間違いが、1曲につき1個か2個くらいはある。
まずは、それにアサさん自身が気がつくことが大事なので、左手のメロディーも耳でしっかり聴けることが必要。

試しに、弾きながら、左手のメロディーを音名でうたってもらうことにするが、これが結構難しいようだ。
ちなみに、右手メロディーを音名でうたいながら弾くのは、比較的簡単にできたので、右は練習しながら耳に入ってきているのだろう。
だが、左メロディーの音は、弾けていても、耳でとらえきれていないので、左の音を声でうたいながら弾くとなると、難しいようだ。

家でそれを練習してきてもらうと、次週にはだいたいできるようになっていた。
これが出来た後に、左右のメロディーの音のバランスを変えて弾く練習。

例えば、左はフォルテ、右はピアノ。
例えば、左はメゾ・フォルテ、右はピアノ
例えば、左手はピアニシモ、右はメゾ・ピアノ。

たくさんパターンはつくれるが、慣れてきたら、微妙な音の大きさ加減にしてみるのもいい練習。
現在、この教本は4曲目を終わろうとしている段階で、まだまだ確定的なことは言えないが、聴くことに関しては少しずつだが効果が上がっていると思う。
自分は、昨年の発表会の準備の時期シリーズで、何人かの生徒さんに、便宜上のニックネームをつけて書いてきた。

その中の一人が、アサさん。
ピアノをやりたいと言っていたが、保護者さんは、続かないだろうし、すぐに言わなくなると思ってそのままにしておいたが、2年生になってもずっとピアノと言っているので、習わせてみようと思い、他の生徒さんの紹介で、自分のところへ来た。

昨年の発表会の曲を決めた時点では、まだピアノ歴は1年半(それで、ピアノ歴はまだ浅いということで、単純にアサさんというニックネームに・・・)。
「やるからには、ちゃんとやる」
という保護者さんの方針もあり、またアサさん本人の努力もあり、かなりのスピードで上達。
ピアノ歴半年と少しで出た初めての発表会でも、2曲を落ち着いて弾けた。

さらに、ピアノ歴1年と少しで、某コンクールに出場。
課題曲は、その時点でのアサさんにとっては、正直無理に近いかと思われたが、積み重ねた練習のおかげで、本番も堂々と乗り切った。

そして、昨年のピアノ歴1年半と少しでの2回目の発表会では、ロマンティックな小品と、迫力のある近現代曲の組み合わせが良かったのか、他の生徒さん、保護者さんからもとても評判の良い演奏となった。

と、こう書くと、アサさんのこれまでは、とても順調のように思えるが、当然ながら、そうでもない部分も。
もうすぐでピアノ歴がまる2年となり、そろそろピアノ歴が浅いではなくなってくるわけだが、自分としては、アサさんの、コンクールや発表会へ向けて少々大きめの曲への取り組みについては、よくやったと思っている。
その反面、コンクールや発表会の曲の練習に時間をとられ過ぎで、肝心の教本などの進行は、当初思っていたほど進んでいないのが現状。

それが、譜読みスピードが今ひとつ上がらないこと、そして少し不正確な要因になっていると思う。
特に、音符からリズムを読むことが、徹底できていないので、このあたりは、大きな課題。
さらに、音のバランスについては、もっと音をよく聴くことも必要であり、リズムと共に二大課題(?)だろう。

そこで、発表会後には、大きめの曲は少し控えて、譜読みと聴くことに意識をもたせることを、レッスンの中心の中身とすることに。
その1つが、現代フランスの作曲家で教育家の、2声の教本の使用。
これを使って、左右の音の両方をしっかり聴くこと、そして読み間違いをしないことを、昨年の11月よりスタート。
その効果のほどは・・・つづく。
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