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ある生徒さんに、だいたい仕上がったレッスン曲を修了として、
「次はどういった曲弾きたい?」
と聞くと、
その生徒さんは、必ずと言っていいほど
「こんな曲~」
と言って、もう半年以上も前に弾いた曲の冒頭を弾き出す・・・。

この生徒さんは、レッスンの中心としている曲が仕上がると、ここ半年くらい、毎回のようにこのパターン。
つまり、半年以上前に弾いた曲をとても気に入っていて、それ以降、もうかなりの曲数を弾いたと思うのだが、それでもその曲以上に好きな曲とは、めぐり合っていないと思っているらしい。

そう思っているらしいことは、自分も十分わかっているつもりなので、似たような曲や、似たような構成の曲を提案してみたり、目先を変えて全く違うタイプでも気に入りそうな曲を進めてみたりもしているのだが、その生徒さんにとって
「これだ!」
と思ってくれるほどの選曲には、なっていないようだ。

そして、先日は迎えに来た生徒さんのお父さんも、
「おまえ、先生がいくつもいい曲勧めてくれているのだから、ちゃんと選べよ。いつまでも、過去の曲にこだわっていると、進めないぞ」
とまで言っている・・・。

手もオクターブがぎりぎりの現在では、和音で音が多すぎだと届かない箇所が多いし、そして、全体的にあともう少し弾けるようになれば、曲の選択肢はかなり広がるのが・・・
今週か来週あたりに、ショパンのワルツのいくつか、そしてカバレフスキー、それと邦人作品のいくつかなどを提案してみようと思うが、生徒さんの反応はどうだろうか。
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どこかで弾く場合に、選曲はお任せします、ということもあるが、
「こんな曲などを入れて、プログラムを組んでくださると・・・」
などという、希望をいただくこともある。

だが、先週に、ある小さな会で弾いていただきたいが、
「この曲でお願いします」
という、1曲指定のようなお話をいただき、少し珍しい感じはした。

別に、違う曲でも良いそうだが、もう具体的な曲名を出されてしまっている段階でお話をいただいたので、一応はその方向で考えるのが良いだろうとは思い、楽譜を開いてみる。
もうかなり前に、遊び半分程度の譜読みで弾いたことはあったが、やはりほとんど忘れているし、いろいろと検討をしてみる箇所も多そうだ。
過去には、多くの名ピアニストの録音なども聴いたし、嫌いな曲ではないので自分なりのイメージもある。それなりには仕上がるだろうが・・・

などと考えていたら、確かこの曲を弾いた録音を公開しているピアノ仲間さんがいたことを思い出して、そのページを覗いてみる。
良かった。まだ録音は置いてあったので、これを聴ききながら、気分を盛り上げていこう。
没後がちょうど200年ということで、音楽雑誌などでも注目されているハイドン。
自分も、ハイドンをたくさん弾いたというほとではないが、手持ちのペータースのハイドンのピアノソナタ集を開いてみると、レッスンでも弾かれることの多いハ長調のソナタや、有名な変ホ長調のソナタ、そしてこちらも聴く機会の多いニ長調のソナタなどは、何だか懐かしいような気がする。

これらのハイドンのピアノソナタは、弾くのは難しいこともないように思う人もいるかもしれないが・・・・結局は、しっかり弾くのはかなり難しい。
軽快さがあったり、リズムの面白さもあるし、複数の線の絡みもあるなど、内容は実に多彩で濃い感じがするので、それらのたくさんの要素を大事に取り組んで弾かないと、少しつまらない演奏になってしまいがち。

だからこそ、古典の勉強には、とても有効とも言えて、モーツァルトとベートーベンのピアノソナタを数曲弾いて、「古典は一応弾いた」という気分になってしまうのもわかるのだが、やはり、ハイドンのソナタというのは避けずに弾くことが、実力にはなると思う。

とは言っても、自分もハイドンが得意というわけでもなく、人前で弾いたことはおそらく1回くらいしかないと思うし、仕上げまでに非常に時間のかかる曲というイメージもあり、取り組みやすい曲という印象派ないが・・・・
でも、気が向いたら、久しぶりに1曲くらい弾いてみるみようか。
秋からの小学6年生の生徒さんの話が続くが、今回はお母さんと話をしたことを少し。

この生徒さんは、レッスン中に普通に話はするが、生徒さん自らたくさん話をするという感じではないということもあり、自分としては生徒さんのピアノが少しずつ良い方向へ行ってくれているとは思っているが、まだまだ手探り状態の感じもしている。

逆に、レッスン終了時に迎えに来る生徒さんのお母さんは、よく話す楽しい方なので、会話は結構はずむ。
そして、このお母さんが先日、
「この子が先日、『先生は、僕の演奏を、じっくり聴いているんだよ』と、少しうれしそうに言っていて、私も、さすがだと思いました」
と言っていて、自分は、これを言われた時は、最初は何を言っているのか意味がわからなかった。

だが、聞いていると、お母さんは、
「前の先生が、この子の譜読みミスに気がつかないことが多かった話はしたと思うのですが、レッスン中に、この子が弾いている時に、あまり聴いていないような感じに見えることも多くて、時には1人でコーヒー飲んでいることもあって・・・・。
この子のヘタな演奏ですから、あの先生もずっと聴くのも大変だったのでしょうし、まあそれでも、聴いていてくれたとは思うのですが、この子も、次第に『先生、今日も聴いていない感じだった・・』と言うこも多かったものですから」
とのことだった。

指導者が聴いているのか、聴いていないのかは、弾いている子供はすぐにわかるものなのだろうしそうしたことに特に敏感な生徒さんもいると思う。

確かに、コーヒー飲みながらでも、レッスンできてしまう偉い先生もいるのだろうが、自分はそうした器用なことはできないので、生徒さんの演奏が、譜読み段階のもたついている演奏でも、仕上げに近い演奏でも、集中して聴いている。特に意識していることではないが。
何度かここで書いた、昨年秋からの小学6年生の生徒さんのことを。
持ち曲が5曲というスタイルは、だいたい維持していて、これまでに中心となる曲としては、ショパンのワルツやモーツァルトのソナタなども弾いてもらった。

以前にも触れたように、この生徒さんの大きな課題は、譜読みのミスがとても多いことだった。
譜読みスピードとしては遅くないし、テレビのアニメ曲やCMソングなどを、耳コピして弾けるくらいだから、音程をとれるという意味では耳は良いことになる。
しかし、新しい曲を、最初の譜読みで違う音を弾いてしまうと、耳が間違って覚えるので、以後はレッスンで指摘しても、翌週はまた間違って弾いてくることも。

譜読みのミスを減らす試みは、この数ヶ月でいろいろとしてきたが、先月くらいから、「弾いている曲の調性を常に意識」ということを、少し徹底してみることにした。
耳コピでアニメソングを弾けるのに、弾いている本人は、その曲が何調なのか、全く意識していないようなので、長調と短調の関係や、フラットやシャープが増える順番のような、当たり前のように基本的なことから話をしてみる。

この生徒さんは、実は、最初の指導者さんの時には、そうした調の概念などにも詳しい、アメリカの教本シリーズを使っていた(自分も、生徒さんによっては使っている)ので、こうした知識も一応身についているはずなのだが、2番目の指導者(自分のところにくる前の方)の時には、以前に書いたように、練習曲集ばかりのレッスンだったので、忘れてしまったようだった。

少し期間はかかるかもしれないが、楽譜上での調性の概念がしっかり身について、それが耳コピの力と完全につながれば、非常に強固な力になるだろし、譜読みも速く正確になるはずなので、そう信じてやっていこう。
年の初めに届いた年賀状に、先月末に自分が出演したレクチャーコンサートの感想などを、一言書いてくださる方もいた。
また、今年初めて顔を合わせる方々にも、コンサートの感想などいただくこともあるが、今回はまずまずの反応といったところだろうか。

そして、演奏の感想などの後によく聞かれる質問は、
「本番ステージまでに、(練習の)準備期間はどれくらいですか?」
とか、
「コンサート当日に、演奏が良い調子になるように、何か心がけていますか?」
「暗譜は、いつの時点で出来ていますか?」
というような、準備に対する質問が、特にピアノを弾かれている方や、ピアノではなくでも何か楽器や歌をやっている方からは、多いように思う。

自分は、準備や心がけと言っても、何か特別なことをしているつもりもないが、やはりステージ演奏に向けては、自然と練習の質が上がっていくものでもあるので、そうした自分の流れというかパターンのようなものに、うまく自分で乗れればとは思っている(少しわかりにく書き方かもしれません)。

具体的な準備期間は、今回はお話を入れて約20分のプログラムだったので、ちょうど2ヶ月。
本番の1ヶ月前時点では、暗譜は全く意識しないし、2週間前でも暗譜はまだ怪しい箇所が数箇所。
流石に、本番1週間前は、ほぼ暗譜していたが、自分は
「絶対に覚えた!」
という自信は、いつもあまり無く、
「イメージで覚えているから、たぶん大丈夫だろう」
という感じだろうか。

当日調子が良くなるようには、これも暗譜と少し関連しているが、当日1週間前くらいからは、あまり弾きすぎないようにしている。もちろん、当日の直前まで細部を見直すような方もいるとは思うが、中味が濃く、質の高い練習をする時期というのは、自分にとっては本番の10日間くらいまでで、それ以後も練習中の集中力は高めて弾くが、時間としては少なめにしていく方が、自分には合っていると思う。

つまり、ステージへ向けての週や月単位での時間の使い方や、その期間の練習の流れなどのパターンがだいたいできると、曲の程度の差はいろいろとあるとしても、だいたいそのパターンの流れで、本番当日をむかえることができるので、心にも安定感ができると思う。
もちろんこれは、数回の演奏会や発表会で演奏して、すぐに確立できるものではなく、何度もやっているうちに、出来上がってくるものだと思うが。
先日は、知人の音楽知識人さん達と、簡単な新年会をした。
音楽知識人さんには、年末のレクチャーコンサートにも来ていただいたので、自分の演奏に感想などもいただいたが、いつもよりも評価は甘め(?)だったので、
「淡い響きと、鳴らすという対照が良かったんじゃない?」
とのことなので、ここは素直に喜ぶべきだろうか。

他にも、自分はコンサートの数日後に、ちょっとピアノを弾く集まりの機会があったことや、滞在先のRさんの言っていたことなどの話をしたが、
その内容に、音楽知識人さんからも、
「確かに、音楽という、口では究極には説明ができないことを、具体的に説明したり、相手にわかるように指導するのは、本当に難しいだろうね。

例えば、モリスさんは、先日の演奏で、『静かに消えるようにだんだん遅く』という箇所を、それを単にそのように弾くのではなくて、
『遅くしたと思ったら、すぐに少しだけ加速気味に、そして遅くしていくような流れに弾いていて、さらに小さくしていくというのを、音量もそうだけれど、音色の変化みたいな感じで聴かせていて、次のアルペジオ和音に、僅かな間があるようなタイミングでつなげている』
と思うけれど・・・・

ね?口に出して説明すると、結局長くてわかりにくいし、それを具体的にはどうやってやるのかの説明は、ますます難しくなるからね。
それに、きっとモリスさんは、今言ったようなことなど、実際にはあまり考えないで弾いているんじゃない?」
との話があった。

これを聞いて、さすがは音楽知識人さんだと感心。
人の演奏をよく聴いているし、その表現を口に出して言うことの難しさもわかっているところが、この人の凄さ。
さらに、自分があまり考えないで弾いている(?)ところも、結構見抜かれているが、音楽知識人さんに、演奏を具体的に口で説明されて、面白くて参考になり、そして楽しい新年会だった。
まだ昨年のことを少し。
1つ前に書いた、コンサートから数日後のピアノを弾く機会は、利便性のために知人宅に数日間滞在。
この知人を仮にRさんとする。
Rさんも10代の頃に数年間ピアノを習っていた時期があり、そしてピアノ以外の音楽にもかなり詳しい人。

久しぶりだったので、いろいろと話をしたが、Rさんの話で興味深かったのは、
「大人で、仕事もしながら、ピアノを続けている人が結構いるとは凄いよね。
私は、ピアノに関しては、そこまではちょっとできなかった。
面白い時期もあったけれど、ある先生に代わった時に、『あなたは弾けない』ということを、毎回強く意識させられるようなレッスンだったし、
『そこは、こうでしょう!』みたいこと言われても、わからなかった。
いや、頭ではわかっているつもりだけれど、それができないから、やっぱり『難しくて弾けない』というイメージばかりが残ったのかなぁ」
とのことだった。

そして、
「だからね、どうしたらもっと生徒さんがピアノで表現できるように、レッスンの内容をどのようにしたらいいのか、何をどう伝えると良いのか、考えているモリスさんの指導側の苦労もわかるつもりなんだけど、習う側というか、一応弾けているのに弾けない人のような気持ちも凄くわかるし・・・・難しいものだよね」
と言っていて、それがなんだかとても考えさせられる話だったし、印象的だった。
新しい年の初めだが、昨年の出来事を少し。
コンサートの出演から数日後には、以前から楽しみにしていたピアノを弾く機会があって参加。

まず、あるお家で弾かせてもらったのだが、これがとても素敵なピアノ。
まだ、購入されてから、それほど年月はたっていないので、新品といえるピアノなのだが、音は反応良く出るのに、どちらかというとまろやかな響きで、でも曇っていないので弾きやすいピアノといった感じ。ペダルのタイミングが少し独特なので、これをうまく演奏に使うという弾き方もできる。

しかも、調律されたばかりということで、力もあるがうるさくなく、澄んでいる音がする。
実は、このモデルのピアノは結構好きなのだが、自分は普段はあまり弾く機会が無いので、とても楽しみだったので、結構たくさん弾かせてもらった。
と言っても、コンサート直後というのは、コンサート曲目しか所持レパートリーが無いので、弾ける曲が少なく、その場でメシアンをリクエストされたのだが、楽譜も持ってきていなかったので、あやしい暗譜で何とか弾く感じになってしまった。

もちろん、ピアノの持ち主さん(つまりはこの家の方)の演奏も聴かせていただいたのだが、さすがは持ち主さんは、所持ピアノということもあって、多彩な音色を引き出していて、リズム感のある曲を素敵に弾いてくれた。
そして、リストを弾いてくださった方がいたのだが、しっかりと弾き込みされていて、完成度の高い演奏。そして、表現の幅をさらに広げようと意識されているのが、とても素敵だった。

さらに、翌日、別場所でピアノを弾く機会があったが、こちらも素敵な演奏をたくさん聴かせていただき、いろいろとお話もできて、自分も活力をいただいた気分だった。
しかも、演奏に関して、僅かのヒントやコツを提案してみると、それをすぐに立体感や流れを良くすることができる方もいて、普段しっかりピアノの向かっているのがわかる。

自分も弾いたのだが、突然、シベリウスの楽譜をお持ちの方にリクエストされて演奏。
半年以上ぶりで、ほとんど忘れかけていた曲だったので、楽譜にかじりつくように必死な演奏(?)になってしまったが、何とか弾くことができただろうか。
あとは、コンサートで弾いたプログラムなどを。こちらは暗譜しているので、少しは余裕があっただろうか。

実は、この場所のピアノも結構楽しみにしていたのだが・・・・・・
サラッと数曲弾いた感じは、
「このピアノって、こういう音だったかなぁ?」
というのが、素直な印象。

十分に素晴らしいピアノで、鍵盤の感触としては、弾きやすいとは思うのだが、自分がこのブランドに持っているイメージの音とは、かなり違うような気がした。
これは、整音などを含めた調律によっても、かなり異なるのと思うので、機会があれば、もう一度くらい弾いてみたい。

今回は、どちらの場所でもとても楽しく弾く事ができたし、いろいろと収穫の多い時間でもあったので、自分も今から新レパートリーを数曲つくって、また機会があれば弾きに行こうと思っている。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年末は30日の午前までレッスンを入れていたが、正月は少しゆったり気分。

新しい年が始まったからといって、特に大きな目標も思い浮かばないが、日常の仕事であるレッスンでは、常に考えながら、生徒さんとのコミュニケーションも大事に、そして新しいことも取り入れながらやっていくという姿勢を大事にしたい。

演奏ということに関しては、こちらも常に譜読みをしながら、そして常にいろいろ弾いて勉強というスタイルでやっていきたいので、それをどれだけ実行できるか。
もちろん、演奏会などの出演、そして共演物や伴奏などでは、弾きたい曲を弾けるとは限らないが、レパートリーを広げつつ、得意分野のさらなる充実を心がけたい。

あとは、練習会企画を、またできればやってみたいし、日程次第では参加できそうな誘いにものって、いろいろと勉強の機会にしてみたい。

今年も、感じたことを書いていく予定です。
よろしくお願いします。
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