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レッスンで、
「今やっているこの曲は少し大きいけれど、譜読みもだいたい終えたので、もう1曲追加する余裕ありますか?」
と、中学生の生徒さんに聞いてみると、
「はい、大丈夫です」
と言うので、小品を1曲追加しようと思ったが、自分も事前にあまり考えていなかったので、すぐに思いつかない。

シューマン「トロイメライ」や、カバレフスキーやギロックjなどの曲集からは既に弾いてもらったし・・・
こんな時には、以前にも登場したフランスの現代小品を集めたやさしい曲集が役に立つ。
収められている曲はどれも初級から初中級程度のやさしいピアノ作品で、しかも楽しい雰囲気だったり、ちょっとお洒落だったり、不思議な響きがしたりと、現代フランスピアノ作品の入門としても使える。

この生徒さんにも、2巻からは2曲ほど弾いてもらったと思ったが、1巻はまだおすすめしていなかったので、今回は自分の方で指定してみる。
「では、この1巻からバルローの『少女は神様にお話をする』を弾いてきてください」
と生徒さんに言うと、
「はあぁ、少女が神様?・・・ええ、では弾いてきます」
という返事。

「少女は~」は、はっきり言ってとても簡単。
ピアノを少し弾いたことがある人なら、初見で弾けるくらいの1ページの小品で、人前で弾いて注目を集めるような演奏効果も無く、どちらかというと演奏者が個人的に楽しむようなタイプの曲と言えるかもしれない。
だが、大きな曲を弾いている時にこそ、やはりこうしたシンプルな曲で、ピアノの1音1音を感じ取りやすい曲を同時進行させるというのが良いと自分は思っているので、特に最近は、ある程度弾ける人におすすめしているようにしている。
しかも、このような曲を、常に2,3曲弾ける状態にしておくと、楽器店での試弾でまず楽器の対話する時や、人前で弾く時の緊張を解くための1曲目にも使えるので、結構重宝すると思う。
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先日、一週間くらいの間に、4名ほどの人から、
「モリスさんに、リストって合っていますよね」
と言われた。

自分としては、リストを弾くというのは、結構久しぶりだったので、譜読みを終えて弾き慣れてきたと思っても、どこか手探り状態のような感覚もあり、それもあって、先日書いたように、練習会前の大先生にレッスンの時間をつくってもらった。

自分が通しで弾き終えた時の、大先生の感想は、
「後半の、もうこういったところ(速いアルペジオなどの、いわゆるテクニックが映えるところ)は、モリスさんは、もうしっかり弾けていらっしゃるし、ここではメロディーも歌えているんですよ。
でも、シンプルなところのメロディーが、ちゃんと不自然じゃなく歌えているんだけれど、もっとですね、もっともっと歌って欲しいんですね~」
ということで、レッスンの大半は、ただ弾くだけなら特に難しくも無いような部分に集中。

歌うと言っても、大先生の歌い方と、自分の歌い方に大きな差があるということではなく、簡単に書くと、もっと呼吸感を持って大きく歌って弾くことによって、結局は後半の華麗な部分へのつながりもさらに良くなるとのこのだったと思う。

レッスン後数日たってから、大先生の指摘はまだまだ消化不良と思いつつも、何人かの人前で弾いてみると、
「モリスさんって、フランス系の曲が多いイメージあったけれど、リストいいじゃないですか」
「リストは、テクニック的に聴かせる箇所があるから、合っていますよね」
などと、意外にも悪くない評価をいただけたので、自分としても少し安心したし、これからリストを少しずつレパートリーに加えていこうかと、少し検討しているこのごろです。
「結構難しいです・・・」
と、弾き終えた小学5年生の生徒さんは言う。

曲は、教本にのっているアンドレウの3声フガート。
それぞれの曲は短く、フーガというほど複雑でも無く、16分音符も無く、指を素早く動かす必要も無いが、こうした曲をしっかり3声として弾くことは、簡単ではない。
2週目なので、本当はもう少しヨコのラインを意識した演奏になっているかと期待もしていたが、特に2曲目がまだまだ内声の流れを把握できていないので3声に聴こえていないし、指かえが徹底されていない箇所もある。

だが、こうした曲を難しいと感じるということは、この小学5年生の生徒さんも、それなりに上達しているとも思う。
以前なら、とにかく何とか弾けた形になったら、各声部のそれぞれの流れなどはあまり気にしないで弾いてしまったいたが、今は上手く弾けていないということを、まずわかっていたようだ。
このように、少しでも効果があらわれてくると、この生徒さんのレッスンに、こうした曲を取り入れて継続してきたのは、良かったのかもしれない。

本当は、他の生徒さんにも取り入れたいのだが、その前の段階をある程度しっかりやっておかないといけないので、現時点では他の生徒さんに取り入れるのは簡単ではないし、もし入れるとしても、他の教本か練習曲などに代えて使うなどの方法も必要になりそうだ。
今月は練習会や楽器店試弾のザウター以外にも、結構いろいろなピアノに出会った月だったので、それを少し紹介。

まず、裏技(?)として大先生のレッスンへ行ったのは既に書いたとおりだが、ピアノはアメリカ都市名のピアノの、190センチくらいのサイズ。
今回は、以前に伺った時よりも状態は良かったようで、音に派手さや煌きような感じはあまり無いのだが、しっかりと響いていてタッチも程よく軽快なので、とても弾きやすいピアノだった。
購入されてから、もう既に十数年が経過しているとのことだが、ほどよく味のある音に感じられるピアノのように思う。

他のお宅では、国内第二メーカーの限定モデルピアノを、数十分弾かせていただいた。
持ち主の方は、今はあまり状態は良くないとおっしゃっていたが、それほど悪い状態でもなく、芯の音でありながら、柔らかさや透明感もある音という、このピアノ独特の良さは、健在だったと思う。
自分は、このピアノは以前に弾かせてもらった時にもいい感触を得ていて、相性が良いと勝手に思っているので、今回もリストを心地よく弾かせてもらった。

番外編として、先日試弾の様子を書いた楽器店とは別の楽器店で、今年登場したという、あのウワサの(?)百数十万の電子ピアノを試弾させてもらった。
確かに低音の弦が響く振動の再現のようなところは、面白いとは思ったが・・・・いろいろと微妙な感じも・・・
実は、練習会の参加してくださった方の中にも、この電子ピアノを試弾された方がいて、やはり自分と似たような感想をお持ちのようだった。
ただ、ちょっと面白いので、お近くにこの電子ピアノを展示している楽器店があるとい方は、1度試弾されてみてはいかが?
早いもので、「練習会夏」から既に1週間が経過したわけだが、自分は練習会の翌日から、新たな曲の譜読みを開始。

譜読みを開始といっても、これはソロのピアノ曲ではなく共演もので、曲目は全て決定しているわけではなく、半分くらいしか明確に決まっていないもの。
だが、譜読みのページ数は決定曲だけでも多めなので、できるだけ早く取り掛かろうとは思っていたが、全く手をつけていなかったので、練習会翌日からやろうとは思っていた。

まずは、現時点で決まっている曲の譜読み26ページ分から(念のため書いておくと、凄く難しい曲というわけではない)。
譜読み量がある程度多いと、いくつかの部分に分けて考えるのは当然だが、自分は最初に、全体を譜読みして(テンポは遅くても、指使いが違っても、多少音が違ったとしても)、まずは全体を把握するようにやっていくことが多いので、まずは全部を・・・・
と思ったが、途中で脳が疲れてしまった(?)ような感じがして、この日は21ページまでの、キリの良いところで終了とした。

共演ものだと、自分が弾くパートだけではなく、相手が弾いている部分も少しずつ把握しながら読んでいくので、それほど難しくない曲だとしても、譜読みの量というのは、やはり少し感じることになり、これが全く知らない曲の場合には、全体を把握するのも手探り状態となるので、譜読みの費やす時間は多くなるが、今回はメロディーなどは結構知っている曲なので、負担感は少ない方かもしれない。

それでも、後から追加される曲も入れると、おそらく合計で40ページ以上にはなりそうなので、少しの間は譜読み物はこれに集中になりそうだが、自分は常に新しく譜読みをするのは結構好きなので、少しずつペースを上げるつもりでやっていこうと思う。
練習会夏報告のその4です。
今回の練習会に関連した自分の下準備などについて。

今回は、演奏曲の1つにドボルジャークの連弾を入れていたので、事前に誰かと少しでも合わせてみようと、知り合いのピアノ指導者など2名ほどに打診してみたが、日程も合わずに、事前練習はできなかった。

そこで、裏技(?)を実行!
大先生宅へ、久しぶりにレッスンを受けに。
大先生は、2台ピアノや連弾といったピアノデュオにも大変詳しくて、ピアノデュオリサイタルも以前はかなりやっていて、自分も数回聴きに行ったことがあるが、多彩なレパートリーの息の合った演奏には、いつも感銘を受けた。
スラブは、大先生にプリモを弾いていただきながらのレッスンをしてもらったが、合わすことそのものよりも、特にペダルの入れ方などにいくつかのヒントをいただいき、自分も、プリモの方も一応譜読みをして、それも念頭にペダルを入れているつもりだったが、これが大変に参考になった。


もう1つ、練習会の会場のピアノがザウターということで、どこかでザウターを弾いてみようかと思い、いくつかの楽器店へ。
そのうちの1つで、ザウターを扱っているお店があったのだが、展示してある現物は、アップライトの2台だったが、音のイメージがつかめるかと思い、早速試弾。

店員さんが傍にいるので、まさかカバンから楽譜を出して弾くわけにもいかない雰囲気だが、残念ながら現時点で暗譜で弾ける曲があまり無いので、ちょっと変だとは思ったが仕方なく(?)いきなりリストを弾いて、あとはドビュッシーとメシアンなどを適当に弾いてみた。

すると店員さんに、
「えっと・・お客様は、何か音楽専門のお仕事をされている方ですか?」
などと聞かれたが、
「あ、いえ、まあ、そんな感じですかね・・」
などと、適当に応えておいた・・・。

弾いてみた感じは、他メーカーの通常のアップライトよりも、ザウターのアップライトは鍵盤が連打性能に優れているということは以前から知っていたが、同音連打の曲を弾いて確かめてみた感じでも、やはりそんな感じがする・・・・・ただ、鍵盤がかえってくるためのスプリングが少し強いような感触がするので、タッチ感の好みは分かれそうだ。

それでも、音は、温かみも感じられるし、透明感もあるような、演奏側の意志を反映できるような音であり、深みとか気品のある音と言ったらいいのだろうか。自分としては、結構好みだと思った。
楽器の内部の質などについては、自分は専門外なのでわからないが、この音の印象で、この価格(店員さんに、実売価格をだいたい聞く)なら、少しお金を出してお気に入りに1台を買うという方には、いいかもしれない。
練習会夏報告のその3です。

ワンポイントレッスン以外でも、ピアノや演奏などに関する雑談的な話が、練習会でも、その後の食事会でもいくつかあったので、それらを少し取り上げてみる。
参加された方々は会場の様子などを振り返りながらお読みいただければ。

会場のザウターのピアノについて。
ザウターのグランドピアノを弾くのは、自分もかなり久しぶりだった(ザウターのアップライトピアノは、練習会の数日前に、偶然に某所で触る機会があった)が、皆さんが感じられたように、少し難しいピアノであり、「このようなタッチで、こんな音になる」といった感覚をつかむのに、やや時間を要するピアノという印象を、持った方も多かったと思う。

自分も、ハチャトリアンから弾き始めて、
「これは・・・対話をしていくようなピアノで、少し難しいかな」
と思ったが、実は感触としては、自分にはまずまず合っているようにも感じたので、曲によっては、いつもよりもデュナーミクの幅を少しだけ狭くして逆にその範囲で音色変化にしてみたり、ペダルの入れ方を変えてみたりなども試して、なかなか面白かった。
特に、ソスネヌートペダル(中央のペダル)が無いので、足のかかとをつけないハーフペダルを曲にドビュッシーではいつもより多用(お気づきになった方もいたでしょう)してみると、響きの変化が感じられた。

つまり、弾いているうちにピアノとの相性は決して悪くないと思いながら、結構楽しめて弾けたのだが、参加者さんのお1人から、
「モリスさんは、このピアノにも対応できるのですね・・」
というお話があったが、自分も対応できたいたのかどうかは、正直わからない部分も多い。

ただし、自分の演奏を、そのように感じてくださった方がいたとしたら、それは、もしかしたら、いくつかの要因があるかもしれない。
1つは、自分は、いろいろなピアノを弾くということに、少しは慣れているということ。いきなり何かをするというのではなく、対話するようなつもりで、弾き始めると、ピアノも応えてくれるように思う。
もう1つは、自分の持ちピアノの1台は、ザウターとは違うのだが、音やタッチとしての方向性のようなものが、少しだけ似ているピアノだからだろうか(これらについては、当日は話す時間やタイミングが、あまり無かったので、またの機会にでも)。


テクニック練習について
食事会で、少し盛り上がった(?)話の1つに、
「曲のある部分を弾けるようになるために、その部分と同じようなテクニック練習を、同時に練習に取り入れる方がいいのか?」といったような題材があった。
これについては、自分も説明が短くなってしまったのだが、個人個人の今現在のテクニックの質、曲への取り組み方、普段やっているテクニック系の練習の質と量などが違うので、一概には言えないし、正解があるものでもないが、重要なことは「音楽として弾けるようになるため」ということになると思う。
つまり、曲中にスケール的な華麗なパッセージがある場合に曲の流れからはずれて、いきなりそこだけ無機質なスケールみたいになるのは、絶対に避けたいが、それさえわかっていれば、練習方法は人によって異なっても、大丈夫だろう。
このあたりのことも、またの機会があれば、少し話していきたいと思う。


お配りした「紙切れ」について
自分は、人の顔と名前を、すぐには記憶できないという特技(?)を持っているので、今回はあらかじめ、参加者さんの曲目と演奏ポイントを書いた紙切れを用意して、さらに当日書き込んでから、一人ひとりに渡す方法をとらせていただいた。

おすすめ録音は、よく言われているような、日本で一般的によく知られているピアニストの代表的な名盤とは、できるだけ違う演奏で、尚且つ演奏者にとって何かしらのプラスを感じられる録音という視点から、あげてみた(曲目によっては、おすすめが思いつかずに、定番を挙げている場合も)ので、もしよければ、参考にお聴きいただきたい。
輸入盤CDなどをあげている場合も多いので、探す場合には、ある程度大きなCDショップのクラシックコーナーか、場合によっては中古CDを扱っている大きなショップ、またはネット上の音源などをお探しいただければと思う。
特に、バッハやラヴェルであげた音源は、隠れた音源だと思うので、おすすめです。

おすすめ楽譜については、普段のレッスンでは、自分は「できれば、これかこれがいいよ」とか、「これ以外なら何でもいい」というように、それほど固執はしないのだが、譜読み時間や練習時間に制約がある大人のピアノこそ、質が良い楽譜を使うことで、演奏が楽になるものでもあるので、いくつかのおすすめ楽譜を書かせていただいた。
基本的には、ある程度の信頼性がありながらも使いやすい楽譜という視点。こちらも、買い足すほどのことではないかもしれないが、もしよろしければ、楽器屋さんで見てみてください。


他にもいろいろと、重要なお話や質問もいただいたが、全部は書ききれないので、これくらいに。
練習会夏報告のその2。

当日は、初対面の方々もいて、少し緊張の雰囲気が最初はあると予想。
そこで、まずは自分がシンプルな曲を弾いて、とにかく会を始めるという方法で、ハチャトリアン「少年時代の画集」より「小さな歌」でスタート。

さて、皆さんの演奏は、とても個性的で魅力のある演奏ばかりで、自分もとても楽しんで聴かせていただきました。

そして、個別に、「ここをこうすると、さらに良くなりそう」な箇所や、実用的なテクニックなどの話も少しはさせていただいたが、お1人だけではなく、参加された他の方にも参考になるかもしれないので、それを少し書いてみる(練習会での、「あの時の話かなぁ」などと、振り返りながらお読みいただければ)。


体の軸を保つ
出したい音がある場合に、そちら側に無意識に体が傾いてしまうことは、よくあることだが、それがかえって、音が出ない要因にある場合もあり、さらに、頭が必要以上に傾くと、演奏者にとって聴こえてくる音も変わってくるので、基本的には体の軸は傾かないように保つ。


強調したい流れがある時
中高音や高音で特に強調したい部分がある場合には、指を硬質に保ちながらも、腕は柔らかく使って弾いてみる。
低音で強調したい流れも、手は固くならないようにして弾く。


手の交差は思い切って
手の交差する曲では、交差する手が動きやすいように、大胆に交差をする。
そのことにとって、体が窮屈になったり傾くのを防げるし、交差しない手の演奏も安定する。


強い和音の響き
強い和音を響きをしっかりと出すには、それぞれの鍵盤を同時につかみ、しなやかな腕でスピード感のある打鍵で深く弾く練習が必要となる。
和音をしっかりと打鍵して聴いてから、次の和音を弾くという習慣を、練習でつけたい。


場面音色の変化
同じような流れが続く曲では、特に場面による音色変化が重要となるので、かなり意識する必要がある。それによって、同じような音型が続いた場合でも、聴き手を飽きさせない
また、ずっと強い音で弾き通したいような曲や部分でも、それぞれの音の役割があり、打鍵の違い、音色の違いは当然ある。(特に今回のようなピアノでは)

時にはバランスを崩す
曲に慣れてくると、ある一定のバランスの響き内に演奏が収まってしまうことがあるので、時には内声を極端に強調するなど、バランスを少し崩すような練習も入れて、そこからさらに響きバランスを求めていく方法もある。

鐘の音
自分も含めて、「鐘」の音が入っている曲を弾いている人が4名ほどいたが、鐘の音色は、その前後と響きを変えるチャンスでもあるので、演奏にぜひ活かしたい。

他にも、いろいろとあったと思うが、こんな話を参加者の方々に、そして時には個別に話をさせていただいたので、もしよろしければ、今後の練習に少しでも活きてくれればと思う。
8月9日(日)に行われました、「ピアノ練習会 夏」の様子を、数回に分けて書いてみます。

参加者は、FFyusukeさん、pocoさん、ミーナさん、Piroさん、mtさん、イヴォンヌさん、aliceさん、です。皆さんありがとうございます。
また、主催は一応自分(モリス)のですが、実質はほとんど全てのセッティングをFFyusukeさんにしていただき、大変感謝しております。ありがとうございました。

さて、記憶の新しいうちに、会の様子などを書いていくが、長くなりそうなので、その1として、皆さんの弾かれた曲を全部ではないが、だいたい書きます。
その前に、会場のピアノが少し年代もののザウターということもあり、少し弾くのが難しいピアノ、しかし面白く興味深いピアノという認識は、おそらく参加者の誰もが感じた印象でしょう。

皆さんが弾かれた曲は、

FFyusukeさん
スクリャービン:エチュードOp8-12 Op8-8
ドビュッシー:前奏曲集1巻より「亜麻色の髪の乙女」 など
yusukeさんは、スクリャービンの音楽の特徴をとてもよく研究されているのがわかるような、表現の幅が以前にも増して豊かな演奏でした。「亜麻色~」も余裕があって、聴き手に染み入ってくる演奏でした。


pocoさん
ラフマニノフ:エチュード「音の絵」Op39-2
ラヴェル:クープランの墓より「メヌエット」 など
pocoさんは、全体の音楽の流れがとても良く、聴き手を惹きつける演奏でした。ラフマニノフのテンポ感や、ラヴェルの音の響きも今回のピアノにとても合っている、配慮が行き届いているのが印象的でした。


ミーナさん
リスト:巡礼の年第2年イタリアより「婚礼」
バッハ:フランス組曲第3番より など
ミーナさんは、丁寧な音楽づくりができているが素敵でした。リストでは響きの通りがよく、バッハはこの曲の魅力を引き出していて、特にサラバンドのニュアンスの伝わり方が素敵でした。


Piroさん
ベートーベン:ソナタ第8番「悲愴」より第2楽章 など
Piroさんは、豊かで暖かい響きで演奏されているのがとても良いところだと感じました。曲全体を通してバランスの良い響きなので、今回の会場のピアノにとても合っている演奏でした。


mtさん
スクリャービン:エチュード Op8-12 Op42-5
ドビュッシー:「ピアノのために」より「プレリュード」 など
mtさんは、スクリャービンのエチュードを、高い集中力で、スピード感あふれる素敵な演奏で弾いてくれました。ドビュッシーも、曲の響きとリズム感の持ち味を活かしたかっこいい演奏でした。


イヴォンヌさん
毛利蔵人:「イベールに捧ぐ」
ショパン:バラード4番 など
イヴォンヌさんは、毛利蔵人では響きに最大限に気を配った演奏が印象的でした。長期計画予定のショパンも、随所に歌心が感じられて、これから先の仕上がりがとても楽しみです。初見連弾の企画なども持ってきていただき、会を盛り上げてくれました。


aliceさん
ショパン:前奏曲第15番「雨だれ」
ショパン:マズルカ Op7-1 など
aliceさんは、「雨だれ」では流れが良くて、さらに音も出すところはしっかりと出ている演奏が魅力的だったと思います。マズルカもこれから仕上げるとのことでしたが、この曲の持つ雰囲気を十分に感じさせる演奏でした。


モリス
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より「沈める寺」
三善晃:「海の日記帳」より「波のアラベスク」
マイケル・ナイマン:「THE PIANO」より「BIG MY SECRET」 など
ドビュッシーは、ソステヌートペダルが無かったので、非常に苦労。
「波の~」は、イヴォンヌさんの毛利蔵人に関連させて、取り上げてみた曲です。
ナイマンは、現代イギリスの作曲家のピアノ曲。自分の定番だが、知らない方も多いので最近は弾くことが多い。
他に用意していた曲が数曲あったが、時間の関係(初見連弾をやった時間帯には、すっかり忘れていた・・・)で、弾けなかったので、また機会があれば、その時にでも。


連弾
イヴォンヌさん&モリス
ドボルジャーク:スラブ舞曲集より Op72-2

リハーサル無しであわせてみましたが、イヴォンヌさんが合わせ上手で、結構上手く合った(?)ように思います。楽しかったので、連弾を入れるのはやはりいいですね。

当日いきなり企画「初見連弾」
Piroさん&イヴォンヌさん
「喜びの歌」

pocoさん&モリス
「アヴェマリア」

イヴォンヌさんが初見でも弾けそうな連弾の本を持ってきてくださったので、2組で初見連弾をやりました。これも、楽しかったので、またやってみたいと思います。
8月9日(日)に行われました「ピアノ練習会夏」へのご参加ありがとうございます。
盛り上げ役の方がいらっしゃるので(?)、楽しく充実した練習会と食事会になったと思いますが、皆さんはいかがだったでしょうか。

練習会の様子などは、少しずつ書いていく予定です。
まずは、皆さんお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
「yusukeとモリスのピアノ練習会夏」(仮称) の開催も、いよいよ明後日です。
お仕事などが忙しくて、まだまだ練習不足だと感じている参加者さんもいらっしゃるかもしれませんが、肩の力を抜いて、まずは皆さんで楽しんで弾くような、充実の会にしたいものです。

さて、当日は、演奏会や発表会ではありませんし、この暑い真夏という時期ですから、自分は肩のこらないような、カジュアルでラフな服装ということにさせていただきます。

また、楽譜にワンポイントのアドヴァイスやチェックのために、場合によってはコピー譜を持参されるのも良いかと思います。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
練習会が近づいてきたが、自分は人の顔と名前を一致させて覚えることが苦手という特技を持っているので(?)、誰が何を弾くのかわからなくならないように、あらかじめポイントとおすすめの録音などを書いた紙でも準備しようかと考えた。

そこで、手持ちのCDなどの音源だけではなく、所蔵の古いレコードや古いレコード紹介の本や雑誌なども含めて、あたらめていろいろ見たり聴いたりしていたが、結構な年代物のレコード図鑑のようなものを久しぶりに見てみた。

以前も、こうした古い音楽雑誌などを読み返したことはあるが、この古いレコード図鑑は、内容が古いのも当然なのだが、文章の書き方が現在よりも遙かに古めかしくて、あまり推薦しない録音について、
たとえば、現在ではバロックと古典を中心とした演奏で巨匠とされる、あの人気ピアニストについても、かなり否定的なニュアンスが多いのには驚いたし、現在ではベテランの名ソプラノ歌手についても、良いことは何も書いていないに等しい・・・
など、かなり手厳しいように、現在の感覚では思える。

どうして、そのようになっているのかは、いろいろと要因はあると思うが、やはり一つには時代そのものの違いということもあるのかもしれない。

などと、ついいろいろと読んだり聴いたりしていると、紙切れにおすすめをまとめるという作業は、全然進んでいない・・・・。
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