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今年新たに買った楽譜は、特に多かったわけではないが、自己練習と演奏用に、そしてレッスン用に、それなり増えた。
考えてみれば、1ヶ月に3冊買ったとしても、1年で36冊のペースで増えるが、実際にはもう少し買っているので、以前に何度か整理して、空きスペースをつくったつもりでも、気がつけば棚はどんどん埋まっていくことになる。

ここで、今年新たに購入して楽譜の中から、いくつかを紹介。

シューマン「こどもの情景」 ウィーン原典版
もちろん違う版は持っていて、それで問題も無かったのだが、特に原典のペダル、校訂にあるような実際の演奏のペダルということを、見比べるためにも、購入して使っている。主にレッスン用。

ドビュッシー「ベルガマスク組曲」 ショパン社 中井版
これは、自分の中でドビュッシーの楽譜を中井版で買いなおし作業での流れとして購入。
既に、安川版でベルガマスク全曲をかなり以前に弾いてしまったいるので、自分もその指使いとペダルにある程度慣れてしまっているだが、中井版でゼロから弾くつもりで「月の光」を弾いてみると、面白かった(以前に公開した録音は、安川版使用の演奏)。レッスンと自己用。

ショパン「プレリュード集」 ヘンレ社原典版
これも他社版は持っているのだが、今年にヘンレを購入。
ヘンレ版というのは、原典版の元祖的な存在だが、今では他社の楽譜も進んでいて、しかもショパンの楽譜でのヘンレというのも、どうもはっきりしない面もある。
が、安売りしていた時に買ってしまった。主にレッスン用。

リスト「リートによる15のピアノ小品集」 全音
リストの楽譜というのは、日本版があまり充実していないのが現状だが、これは全音から出ていた。
ペダルや指使いは、そのまま使えるところと、そうではないところもあるが、まずまず使える楽譜という印象なので、この先もいくつか弾いていこうかと思っている。主に自己用。

他にも使ってみて、良さを感じた楽譜もいろいろとあるので、機会があれば書いてみようと思う。
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今年もそれなりのレッスン数をやってきたが、1つ印象に残ったこととしては、他で習っていた生徒さんを引き受けたり、以前に他で習っていた方が来ることが多い年だったように思う。
他で習っていたということは、全くの初心者ではなく、程度の差はいろいろあっても一応弾けるはずだが、そう単純なものでもなく、レッスン内容を考える機会も多かった。

例としては、教本の進度が極端に遅いと思われる生徒さんがいた。
ピアノ暦が長いのに、まだ初歩を一歩抜け出した程度の教本をやっていたが、数回レッスンしてみると、それよりももう少し弾ける実力は持っていたので、その教本はどんどん先に進ませて終わらせて、別のシリーズに入ってもらうことにした。

別の生徒さんで、他から来た方は、ある程度は弾けているのに、演奏がどうしても全体的に小さくまとまる傾向があり、それを打破するのに、時間がかかった。
理由としては、以前の指導者が、生徒さんが少し間違ったり、ミスが連続すると、かなり「キィー!」と怒る人だったらしく、しかも
「そんな大きな音いらない!」
と言われることもあったらしい。
だが、この生徒さんは、自分のところへ来たときには、大きな音どころか、演奏は全てがmpのような状態。
そのクセは染み込んでいるせいか、今でも残っているのだが、このところ少し改善されてきたと思う。

印象に残ったことの2つ目として、大人の生徒さんのことを少し。
自分のところの大人の生徒さんは、初級者から、大きめの曲を弾くピアノ再開の方までいろいろといるが、同じような難易度の曲を弾いていても、やはり基本的な演奏力の高い方は、仕上がりが良いということを感じた年だった。

例えば、シューベルトでアルペジオの弾き方を指導すると、演奏の基礎力が高い方は、すぐその場で少し改善できて、しかも次のレッスンに来た時には、かなり良くなっている。
だが、基本的な演奏力があまり高くない方は、その場で少し良くなっても、次のレッスンに来た時には、さらに良くなるというよりも、元の良くない動きに戻ってしまっていることがある。

これは、ドビュッシーでペダルの入れ方、ショパンの装飾音のタイミングなどを指導しても、やはり似たような感じで、レッスンですぐに反応、理解できて改善できる方はいいのだが、なかなか改善されない方の場合は、その部分だけを改善してもらおうと思っても、結果はあまり良くならない。
そこで、大人の方で大きめの曲を弾いている方でも、場合によっては「音楽の大まかな4つの時代のスタイルに分かれていて、その時代の特色あるピアノ曲が入っている簡単な曲集」を使って、ピアノ音楽全般への理解と、演奏力の向上を目指す方法を取り入れてみた。
これは、即結果がでるようなものでもないので、また来年も自分の指導力の課題である。
12月も下旬になってきたので、そろそろ今年を振り返ってみるが、まずは自分の練習や演奏などから。

今年は、新しく譜読みして仕上げた曲(ソロで弾くピアノ曲)が、あまり多くなかった年だった。
普段のレッスンのために、常に譜読みするように心がけているし、伴奏やデュオなどの演奏会での出演の譜読みもあったので、小さな曲から大きな曲まで、譜読み量自体は多かったと思う。

だが、1人で弾くピアノ曲として、“新しく譜読みをして外に出せるレヴェルまで仕上げた”という曲は、ラフマニノフやリスト、ドビュッシー、ショパンなど・・・
他にも、大きくない曲を入れると、フォーレ、吉松隆、三善晃などもあったが、やはり多くないし、このうち実際に何らかの形で人前で弾いた曲となると、かなり限られていて、どこかで弾く場合には新曲のみでは足りないので、従来レパートリーのドビュッシーとの組み合わせで乗り切る場面も少なくなかった。

ただ、演奏会のために、80ページ以上の量を持って継続練習するというのも、少し久しぶりだったので、練習方法の工夫や練習時間の使い方などを、あらためて考える良い機会になった。
と同時に、量が多いということは、どんなに効率良くやっているつもりでも、仕上がりには一定の期間が必要であり、ある程度の練習量の確保も大事だということを、再認識した年だった。

来年は、生誕記念に合わせて、ショパンを中心にやってみるのか、それとも久しぶりにシューマンに没頭するのも悪くないようにも思うが・・・
今年、大先生に、「合っていると思いますよ~」と言われた路線(?)を、とりあえず数曲やってみようかと考え中。
発表会などの、生徒さんが人前で演奏するために、曲を仕上げていく過程のレッスンで毎度感じることは、
「やはり、人間は毎日触れる楽器から、影響を受ける」
ということ。
いいピアノさえ家にあれば、それだけで上達するという単純なことではないが、質の良いピアノと毎日接していると、耳も演奏力も向上しやすいのは確かだろう。

しかし、ご家庭の事情は様々だから、家がアパートなどで電子ピアノしか置けないという生徒さんには、それは仕方が無いこととして、自分もレッスンは引き受けているし、電子ピアノの生徒さんでも、少しでもアコースティックのピアノを弾く喜びを感じてもらえるようにレッスンしているつもりではある。

だが、浅いタッチと深いタッチ、軽快さと重さ、ペダルの微妙な深さ加減、音のグラデーテョンを感じる耳、基本的なテクニック・・・・・他にもあげればたくさんあるが、それらのことを、生徒さん宅の電子ピアノでは練習することは、不可能に近い。
レッスンのピアノを使って、それらをしっかりと指導しながら曲を仕上げるようにすると、その場では少しできるようになる・・・・
だが、これも、1週間たってレッスンにくると、毎日触れる方に慣れてしまうので、当然といえば当然なのだが、やはり全て出来なくなっている。
要求することが通じないのだから、指導側としても、どうしてもどこか妥協のレッスンにならざるをえない。

これが、「子どもの頃はピアノを持っていましたが、現在は電子ピアノ」といった、大人のピアノ再開の生徒さんだと、少し違う。
アコースティックのピアノを弾いていた時期が一定期間あるので、「電子とピアノは別物」という意識が最初からあるせいか、現在の自宅では電子ピアノでも、レッスンで弾く時には耳も指も「ピアノ仕様」になるようで、レッスンで要求することにも応える能力を持っているように思う(それでも、電子よりも、ピアノがいいのは当然だが)。

解決策は・・・結局は、毎日触れる楽器を、普通の「ピアノ」にしてもらうこと以外には、無いだろう。
近場に、格安で練習室を借りられる人以外は、やはり買うしかないわけで、しっかりとした質の良いピアノであることが望ましいが、まずは新品でも高級である必要もないし、グランドピアノにこだわる必要も無い。
中古で、良心的な調律師さんが調整した、良心的な価格のアップライトピアノがあれば、練習には十分。

事実、自分は最近、生徒さんに中古のアップライトを売る楽器店を紹介して、生徒さんも「これなら予算内」ということで購入したが、
「今まで使っていた電子とは、全然違います。
生の音が家の中に響くというのは、本当にいいですね」
と、喜んでくれたようだ。
先日の発表会について、生徒さん自身や保護者の方々、他にも来場いただいた他のピアノ指導者さんなどからも感想をいただいた。

特に、他のピアノ指導者さんからは、選曲についていろいろと聞かれることも多く、
「モリスさんのところは、曲のタイプも豊富で、生徒さんの演奏も、しっとりと弾かれる人も、すごい勢いのある演奏の人も、いろいろなのが、素敵でしたね」
という感想を、多くいただいた。

これについては、自分も、できるだけ生徒さんが好きそうな曲を選んでもらったり、2曲を弾くなら、少し違う雰囲気の曲を組み合わせて弾いてもらうなど、工夫はしているつもりだが、今回はそうしたことが、まずまずうまくいったように思った。

演奏に関しては、他の指導者さんからは、
「この子と、この子も素敵でしたが、特にこの男の子のベートーベンが、しっかりと堂々とした演奏でしたね・・・」
と、1人の生徒さんが、特に注目を集めたようだ。
確かに、他の指導者さんが言うように、この生徒さんは結構弾けるのだが、本番の演奏は、実は普段に比べると少し勢いも無く、曲の中盤になってやっと本来の調子の演奏になったという感じで、それを生徒さん本人もわかっていたようだ。

そして、もう1人の別の小学5年生の生徒さんに関して、保護者の方々や他のピアノ指導者さんから、
「映画音楽を、少しゆったりですが、素敵に弾いていましたよね」
という、好印象の感想を結構いただいたが、その生徒さんは実はまだピアノ暦1年と3ヶ月くらいで、今回は発表会のために初めての4ページ曲だったのだが、がんばって練習してくれたせいで、本番も落ち着いていつもの演奏ができていたようだった。

まだ1年と3ヶ月と言うと、他の指導者さん達は、
「えっ?まだ1年と少しなのに、あんなに弾けるのですか!」
と驚いていたが、それはもちろん生徒さんの練習の成果であり、自分は短期間で上手にしてやろうなどとは、全く考えていない。
ただ、初心者、初級者の場合には、1曲に時間をかけ過ぎることなく、簡単な教本で次の曲次の曲と進んでもらうと、1年くらいに結構上達する方もといるように思う。
この生徒さんも、教本の簡単な課題はどんどん進んでもらって、普段は曲も短めのものを2週や3週くらいのペースで仕上げてもらい、時々6週くらいかけるような曲というパターンでやってきて、発表会の曲には、2ヶ月半くらいをかけてみたところ、まずまずよく仕上がったようだ。
この記事では、某クラシック専用ホールでおこなわれた演奏会に出演時の、モリスのドビュッシー演奏のライブ録音を公開していました。

お聴きいただき、ありがとうございます。
先日、今年の発表会を終えて、ほっと一安心。
仕上がりにはほど遠いような感じだったり、発表会近くになって演奏が崩れ気味の生徒さんもいたのだが、ほとんどの方が現在持っている実力の8~9割くらいでは弾けたように思う。

ただし、課題は今回もいくつも見つかった。
幼児の1人に関しては、2曲目がかなり崩れてしまった。
直前のレッスンでは、一応通し演奏はできてカタチにはなっていたので、本番でもそれなりに弾けるかと思ったが、そう甘くは無かった。

また、小学生高学年や中学生以上で、ベートーベンやショパンなどの、その生徒さんにとってはある程度大きな曲を、挑戦して弾いた方もいたのだが、数人は曲を決めるのが(曲を絞るのが)少し遅かったせいもあり、十分な弾き込みの時間が足りなく、そのせいか本番は幾分慎重な演奏になったように感じた。

自分の演奏は、準備時間がとれなかったので、簡単な小品1曲と、小学生の生徒さんと8月の練習会夏でも弾いた、あの有名連弾曲を。
まあなんとか乗り切ったので、良しというところだろう。
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