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中学生ブラームス連弾の続きを。

AさんとBさんの日程調整をして、初合わせをやってみることに。
お互いに顔を少し知っている程度で、会話をしたことは無いから、最初は多少の緊張感があると思うので、少し遅めのテンポで冒頭から取り敢えずは弾いてみることに。

想像していたよりも、意外に曲らしくなっていると言ったいいのか、初回にしては悪くない感じに聴こえたが、どちらかというとプリモのAさんの方にやや硬さがあるようで、Bさんはいい拍子感でいつもどおりに近い状態で弾けているようだ。
自分は、Aさんに、
「初回だから、合わせようなどと思わず、いつもの演奏をしてみよう。遠慮して慎重になる必要もないから」
とアドヴァイスをしてみる。

一度全体を通したので、部分に分けて合わせてみたり、ritからa tempoが何度か続くところや、テンポが変化する箇所に入る時のタイミングなどを少しずつ合わせてみるが、そうしたところはやはりすぐには上手く合わないところもあるが、部分的にあわせたり、何度かタイミングなどを確認しながら弾いているうちに、Aさんは硬さも次第に無くなり、いつもの状態くらいで弾けるようになってくると・・・

どうも、Bさんがもたつくような感じが、少々気になる。

いや、本当はBさんはもたついているというほどではなく、だいたい正確なテンポで弾いているのだが、Aさんはフレーズの上昇系やデュナーミクなどの音楽の流れにのって躍動感があり、加速感と減速感を上手い感じに弾いたり、場合によっては正確な拍よりも、リズムを詰めたように少しシャープに出て弾いている箇所もあるので、Bさんが遅れてもたついているように聴こえる。

自分は、事前に2人と個別に何度か合わせ練習をしていたので、これは少しは予想できていたのだが、Bさんがここまでもたついているように聴こえるとは、思っていなかった。

個別合わせをしている時も、Aさんの弾き方は音楽には乗っているが、AさんがBさんと合わせるということを考えると、もう少し安定性があった方が良いとは思っていた。
だが、Aさんの弾き方に、自分は合わせるのは結構容易であり・・・つまり、Aさんのテンポが少し動くような拍感や音楽の流れに、自分もやりたいことは少し似ているので、自分がセコンドをやった場合には、合わせるというよりも、個別に弾いているのに、上手く連弾演奏として成り立つような感じなのだが、普通に連弾の合わせということを考えた時には、BさんとしてはAさんの演奏には、少し合わせにくさはあるのだろう。

この場合、セコンドBさんの正確な拍子感に、Aさんがもう少し意識して合わせて弾くという方法も考えられるが、音楽としてはやはりどちらかというと、Aさんの演奏寄りに仕上げた方が良いように思われるし、おそらくAさんがBさんに合わそうとすると、持ち味の躍動感も失われてしまう恐れもあるので、ここはBさんに、
「もう少し前に前に行くような感じで」
という指示をしてみると同時に、Bさんも左手のバスをもう少し効かせてAさんに意識させすような弾き方をすると、Aさんが躍動を通り越して勝手なテンポ感になるのを防ぎながらも、連弾としての一体感も出てくるので、この日はそうしたレッスンを進めてみたが・・・

初回では連弾演奏というところまではいけなかったが、個々の課題、そして2人でタイミングを合わせる箇所の課題などもはっきりとしたという意味では収穫はあったので、また次回の合わせで良くしていきたい(おそらく、もう少し続く・・)
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中学生の生徒さん2人で、ブラームスのハンガリー舞曲の連弾をやることになった話を今月の始めに書いたが、結局、1番、2番、5番の中から、一番有名で現実的に演奏が形になりやすそうだとうことで、5番に決定。

ここで、仮に2人の中学生を、Aさんと、Bさんということにして、その特徴を簡単に述べてみると・・・

Aさんは、譜読みは遅くは無いが、正確さに欠けていて、譜読みミスも結構多いので、実力相応の曲を弾いても、仕上がりまでの期間はだいたいいつも少々長め(ただし、実力より弾きやすい曲は、かなり短期間で仕上げることができる)。
素早い指の動きという意味でのテクニックはなかなか優れていて、音もかなりしっかり出せる。
音と音楽を感じる力はかなり持っているので、リズム感や即興性のある演奏などにも対応でき、いつもではないが、それらを自身の演奏として出せた場合には、演奏効果の高い演奏ができる。

Bさんは、譜読みはほぼ正確で早く、実力相応の曲の仕上がりも早いほう。
テクニック的にも良いものを持っているが、アルペジオやスケールなどの基礎的に少し弱い部分もあり、高速で弾けるというほどではない。
音楽性もいいものがあり、派手ではないが、しっかりと拍子にはまったいるよくまとまった演奏ができて、小さい曲でも大きめの曲でも、タイプの異なる曲でも、安定感を持って演奏できる。
知識も理解力があるので、レッスンでもかなり高度な話をしてもついてくることができる。

普段レッスンをしていて、選曲から曲の仕上げまでの過程まで、ピアノを弾くということを総合的に考えた場合には、やはりBさんの方が実力的には充実しているように思う。

ただし、曲を演奏として一応仕上がりの状態にした段階では、Aさんの方が“ピアノ演奏”になっているので、発表会などでの1回の演奏では、Aさんの方が聴き手に印象に残る演奏をする(他の生徒さんの保護者の方々からも、Aさんの演奏への褒め言葉をよく聞く)。

そうした違いのある2人のブラームス連弾なので、実際に合わせる時には少し大変かもしれないが、2人が実際に合わせ練習をできる機会は少ないので、自分はあらかじめプリモ、セコンドを両方弾いておき、プリモのAさん(モリスはセコンド)、セコンドのBさん(モリスはプリモ)と個別に合わせレッスンをしてみた。

譜読みから、一応合わせて弾けるようになるまでの段階としては、やはり問題点はプリモのAさんに多く、譜読みミスの訂正も含めて、弾ける状態にするまでには少し大変だったが、何とか合わせることはできるくらいには、形にはなってきた。
Bさんは、もちろん譜読みミスなどはなく、ペダルの入れ方や、デュナーミクのつけ方など、全体的に余裕を持って弾けている。

そして、AさんとBさんでの初合わせの日程を組み、一応やってみることになったが・・・(おそらく続く)。
中学生の生徒さんは、近代物の4分くらいの曲を弾いているが、この生徒さんにとっては、かなり挑戦になるかと思われる曲を弾いていたが、最近になってデュナーミクの幅も良くなり、指も動いてきて、何よりも曲全体の雰囲気をうまくとられているので、演奏として成り立ってきた様子。

この曲は、自分も弾いたことが無かったので、生徒さんとほぼ同時期に譜読みをして、だいたい弾いてみたのだが、曲の性格としては、かなり盛り上げて鳴らして弾くところも多く、そして繊細に弾く部分との対比ということが、最も重要であり、ここがおそらく生徒さんが苦戦すると思われた。

実際にレッスンをしてみると、やはり急な場面転換でのデュナーミクの変化にはなかなか対応できずに、特にフォルテ2個の直後にピアニシモで弾くというところが、どうしてもメゾピアノくらいまでにかならないことが多かったのだが、この問題もここ数週でかなり改善してきたように思う。

ただ、全体が良くなってくると、どうしても気になる部分があり、当初からこの箇所も、もしかしたら課題として残ってしまうのではと思っていたが、こちらは残念ながら本当に課題として残りつつある。

その箇所というのは、左右のメロディーが追いかけるように、そしてメロディーのラインが交差するようにお互いに主張するようなところで、右のフレーズの終わり際に左のフレーズが始まって・・・
というように、縦のラインで見た場合にフレーズ感が合わないのだが、ピアノを弾いている方ならお分かりのように、要するにバッハのようになっているということで、普段から2声や3声のバッハなどを弾いている人にとっては、特別な難所でもなく、しかもこの近代物では手の動き的には素直なので、明確に2声や3声になっている箇所でも、弾きにくさはない。

「弾きにくさはない」と思ったのだが、この中学生の生徒さんにとっては、なかなか手強いらしく、フレーズの山の頂点が左右それぞれにあるということが、両手で弾くとまだまだうまく弾けていない。

中学生ともなると部活にも勉強にも忙しく、持ち曲は常に3曲以上はやってきたものの、ロマンと近現代を主軸にレッスン曲を組み立てていたため、バッハについてはこのところほとんど手をつけずにきてしまったことが、こうした近代物を弾く時にも影響してしまっている。

邦人物や近代フランス物の2声になっているような小品も使いながらレッスンを進めているので、少しは2声慣れの効果があるといいのだが・・・。
昨年は、9月も下旬になってから気がついきましが、今年は忘れずに、ここに書き始めてから5周年を迎えることができました。

5年間もよく続いていると自分でも思いますが、これも日頃から訪問してくださる方々、そしてブログを通じて、練習会に参加してくださったりと、交流してくださっている方々のおかげです。ありがとうございます。
自分としては、毎日のレッスンでの出来事や、音楽について考えたことなどを、特に「書き続けよう」という意志が強いわけでもなく書いていることが、かえって続いた要因なのかもしれません。

この5年間で、自分モリスに関しては、普段はレッスンを主体の仕事、時々演奏活動といった基本スタイルに、特に変化はありませんが、大人のピアノ弾きさんや、ピアノを弾く子どもさんをおもちの保護者さんとの交流は、書く以前より格段に増えました。

多くのピアノ弾きさんと出会ったり、いろいろと読ませていただき、特に最近感じることは、自分のところの大人の生徒さんも、普段は仕事や家事などで忙しくしながらも、ピアノを楽しみながらしっかりと向き合っている方が多い(もちろん、時には息抜きのようなレッスンもある・・)が、世の中にはピアノが好きで、しかもじっくりしっかりと練習されている方が多いということ。
そして、そうした方々が少しでも増えて欲しいと思います。

自分としては、ワンポイントレッスンつき練習会企画を、今後も開催できればと思っています。
できれば、夏以外にも冬にでも1度行いたいところです。

この先も、いろいろと書いていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
モリスの勝手に料理教室(?)。今回はジャムらしきものを。

知人に庭やベランダのちょっとしたスペースを使った栽培物が上手な方がいて、バジルやトマトなどをいただくことも多いが、先日は庭になったというブラックベリー(育てているご本人も、はっきりとした種類はわからないらしいが、木苺系の実らしい)をいただいた。

そのままでは酸味が強いので、ジャムらしきものに加工。
すぐに砂糖と煮るのではなく、容器にブラックベリーと砂糖を入れ、一晩ほど置いておくと、じわじわとベリーから水分も出てきて砂糖と馴染んでくる。

それから、鍋で適度な時間煮るだけで出来上がり。
数日で食べ切るので、ただ単に容器に入れて冷蔵庫で保存(下の写真)



煮てジャムのような状態にしても酸味が結構強いので、パンなどにつけて食べるよりも、ヨーグルトなどにも合う。
今回は、ケーキにつけて食べる(下の写真)

berry02.jpg

これはレアチーズケーキに、ブラックベリージャムをたっぷりとのせたところ。
このレアチーズケーキは、今回は残念ながら(?)自分の手作りではなく、買ってきたものだが、洋菓子屋さんのものでもなく、喫茶店やレストランなどに材料や半製品などを卸売りしているお店から買ってきた、冷凍食品のケーキ。
冷凍なので、冷蔵庫で数時間解凍すると、喫茶店で出てくる「ケーキと紅茶セット」のような、レアチーズケーキの出来上がり。

お店用の商品なので、味としては甘さが控えめで、おそらく喫茶店などが独自にジャムやフルーツソースをかけてお客さんに出すことを前提として甘さなのではないかと想像。
なので、つくったブラックベリージャムがよく合っているように思う。
大人の生徒さんは、曲の好みも、曲のレヴェルも、演奏力も様々だが、この生徒さん(Dさん)は、ロマン派を主軸に弾きながらも、だいたい常に古典も弾きつづけているせいもあり、基本的な演奏力はしっかりしている。

演奏力がしっかりしているといっても、特別指廻りが素早くて高速の曲でもどんどん弾けてしまうということではないのだが、曲の構成を把握することに長けていて、どんな曲を弾いてもフレーズ感に不自然さが少ない。

そして、音をしっかりと出すところは出し、抑える箇所は抑え気味にということができるところができる。
これは、基本的でありながらも難しいことなので、これがよく身についているのは、以前に住んでいたところで習っていたという指導者(結構怖かったらしい)の指導力なのだろうか。

ただ、古典の演奏で、装飾音符については以前の指導者はあまり気を使わなかったらしく、曖昧に身についてしまたことが、Dさんにとっては少しもったいない。
例えば、古典のモーツァルトのピアノ曲でも、ベートーヴェンの曲(特に初期の)でも、ソナチネアルバムに入っているような曲でも、トリルは基本的には1つ上の音から開始する「シにトリルなら、ドシドシ・・(ラシ)ド」なので、「シドシド・・・シド」ではないのだが、このあたりの原則は徹底できていない。(ただし、そうではない時もある)

Dさんも最近は少し慣れてきたようだが、トリルの弾き方の注釈や参考例みたいなものが、楽譜の下方や余白部分に小さく載っていても、古いタイプの楽譜では、その解説がそもそも間違っている場合も多いので、Dさんも今でも時々間違ってしまう。

自分も、こうしたところは、一応はしっかりとやった方が良いとは思うが、それほど厳密にやらなくても良いとも思うのだが、Dさんは、
「せっかくなので、装飾音符もしっかりやりたいと思います。もし違っていたら、どんどん指摘してください」
と言うので、自分も一応遠慮なく(?)指摘することにしている。
中学生の生徒さんが、連弾でブラームスかシューベルトを希望しているので、自分がセコンドをやって、発表会の時にでも披露、と思っていたが、考えてみると同程度の実力の生徒さんがいるので、セコンドはその生徒さんに弾いてもらおうと考えた。

そして、曲目は一応有名定番曲からということで、候補としてはブラームスのハンガリー舞曲から、1番、2番、5番と候補ということにして、2人の生徒さんに軽く譜読みやCDを聴いてもらい、後日決めることにしたが、実際に生徒さん同士で合わせる機会というのは、おそらくとても少なく、もし発表会で弾くとしても、合わせは2回、多くて3回くらいしかないのではないかと思うので、やるのであれば、早めに1曲に絞ったほうがいいかもしれない。

だから、1曲に絞ってから、生徒さんがだいたい弾けるようになった時点で、自分が個々の生徒さんと合わせて、だいたいの感じをつかんでもらうのだが、自分は、連弾曲の定番とも言えるようなシューベルトやブラームスやドボルジャークのドビュッシーなどの連弾作品でも、意外にも弾いていない曲はあり、ブラームスのハンガリーも、譜読み程度の遊び弾きをした曲でも、ほとんどがセコンドで弾いているので、プリモは実質初めてという曲も多い。

今回候補の3曲も、プリモはメロディーはだいたい知っているし、ピアノ独奏版(ブラームス自身の編曲)も譜読み程度には弾いたことがあるので、譜読みとしては楽だった。
だが、連弾のプリモは、どの曲もしっかりと弾いたことは無かったので、思っていたイメージと楽譜から受ける印象が少し違っていたり、隅々まできっちりと弾いてみると、セコンドでは特に難しさを感じない箇所で、プリモから見ると合わせにくいような、合わそうと変に意識するとかえって合わない箇所があることが、実感として理解できたりと、勉強になる。

自分は好みとしては1番が好きだが・・・5番がやりやすいだろうか。
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