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基に戻るレッスンの4回目。

シンプル教本で、簡単な曲を着実にじっくりと、でも曲数もかなり進んできたので、基本的な譜読みが身についてきた。
特に、音価を正しく、拍子を感じてということについては徹底してやっているので、少しでも変な感じがしたら、その曲はすぐには合格とはせずに、しっかりやることにしているので、生徒さんもそれがわかってきて、そのようにしっかりできてきている。
臨時記号も曲中に1つ、2つと増えてきたが、現在のところ問題は無い。

そして、さらに重要なのは、譜読みをきちんとやり、楽譜上からわかる当然のことを理解できた上で、それが“ピアノ演奏”になっているか、ということ。
響きのあるピアノの音のタッチというのが、なかなかできていないことも以前から課題ではあり、それはこのところは少しは良くなったきたが、まだまだだった。

それが、この基に戻るのシンプル教本で、簡単な課題を次々にやっているうちに、なかなか良いタッチになってきて、音の輪郭がはっきりとしてきた。
響きはまだまだ足りないが、メロディーのラインを捉えることや、曲想の音を出すということが、少しずつでも出来はじめていることは感じていて、生徒さん本人も違いが僅かながらも実感している様子。

やはり、曲が簡単なので譜読みが確実に出来ている余裕からか、だからピアノ弾く→耳で聴くということに、気を使えているのだろう。
聴こえ始めた今だからこそ、自分としても生徒さんの耳が働いていなそうな時は、
「そこはどういう音にする?」
と、積極的に問いかけるようにしている。

基に戻るレッスンは、ここまでは予想よりも順調。
課題は、やはり他の曲の場合に、今やっている基に戻るの譜読みと奏法が、まだ直結とまではなっていないこと。
ここを良くしていくことができれば、実力は飛躍的にアップするので、まだまだ自分も気を抜かずにやっていくつもり・・・つづく。
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GさんとFさんの生徒さん2名で行った教室内練習会。
人前での演奏が特に無い時期でも、少しの刺激やピアノのモチベーションアップにもつながればとやった会だっが、当日の感想はお互いに
「良かったです・・・」
といった感じだったので、感想はそれぞれのレッスン時に個別に聞くことにした。

Gさん :
Gさん自身の演奏については、
「少し緊張していたので、しっとりの部分で少し拍子がずれそうになっていたし、高速で盛り上げるところのアルペジオに勢いが少しなかった。
 連弾は、初めての組み合わせにしては、まあ上手く合っていたように思う」
といった感想。
Fさんの演奏については、
「まあ結構良かったけど、ちょっと落ち着かない感じのような・・」
という印象らしい。
Gさんは、元々、あまり口数は多くないタイプなのだが、自身に演奏についてはわかっているようだし、Fさんの演奏についてもよく聴けていると思う。


Fさん :
Fさん自身の演奏については、
「家ではもう少しちゃんと弾けていたけれど、ちょっと緊張して、上手く弾けなかった。
でも、まああんな感じでOKだと思うけど。
連弾は、よく合っていたと思う」
Gさんの演奏については、
「上手だった。あの曲かっこいいよね。
確か、持っている曲集にも入っているから、弾きたいなぁ」
といった感想。
Fさんは、普段からよく話すタイプで、実際にはもっと話していたが、長いので多少省略。

面白いのは、話を聞いていると、それがそのままGさん、Fさんの実力の違いでもあること。
Gさんは自身の実力をある程度わかっていて、過大評価していないので、良くなかったところもよく把握しているし、良く出来たところや全体としてどうだったのかもわかっていて、数字にしてみると、普段は90点の演奏だが、練習会では85点になったしまったことを、理解している。
また、Fさんの演奏の良いところも認めている。

Fさんは、「緊張して良くなかっただけで、本当はもっと弾ける」という考えが以前からあり、今回もそのような感想だったが、実際には普段演奏も、練習会の演奏も、それほど大きな違いは無い。
つまり、本当は普段は70点の演奏が、68点になったくらいだったのだが、これを「いつもは80点の出来なのに、65点の出来になってしまった。だけど本当の実力は82点だし」といった考えなのだろう。
また、Gさんを上手だと言いながらも、同じ曲をすぐに弾けると思っているところも・・・

こうして2人の感想を個別に聞いてみると、全然タイプが違い、理解にも感じ方にも演奏にも、個性があった本当に面白い。
そして、教室内練習会の目的である「刺激を受けること」や「モチベーションアップ」といった効果は、多少なりともあったようだ。
生徒さん数人を集めての教室内練習会をやることがある。
こうした教室内練習会は、主に発表会の前やコンクールの前などに、緊張感のある場面をつくりだし、そういった場でも最後までしっかり通して弾けることを意識してもらうために行うが、教室内練習会は発表会も何も無い時期にも時々開催している。

やはり、目の前の目標が、たとえ小さなものでもあった方がいいので、教室内練習会は保護者さんにも好評のようだ。
教室内練習会をやる場合には、2名や3名の生徒さんに数週間~1ヶ月くらい前に声をかけて、現在のレッスン曲を仕上げてもらう。

先日開催した教室内練習会は、2名の生徒さん(Gさん、Fさんとする)で、一人1曲のソロ曲と、2人で合わせる連弾を1曲。
GさんとFさんは、おそらく年は同じ、学年はGさんが1つ上だろう。
実力は・・・結構差があり、Gさんの方がかなり上なのだが、連弾でGさんFさんのコンビネーションは初なので楽しみだし、ソロ演奏も弾きあい、聴き合ってみるとお互いに刺激はあるだろう。

当日は、GさんもFさんもお互いに顔は知っているが、やや緊張気味だったので、まずは打ち解けるために連弾からスタート。
冒頭からうまく入れないことが何度かあったが、やっているうちにうまくかみ合ってきて、2回目以降は連弾らしくなってきた。
今回の連弾は、細かいことよりも、場の緊張感をほぐす役割と、いずれこのコンビで発表会なので連弾をやって欲しいというので、その下準備的な意味の方が強いので、これくらいの出来で、まずは成功だろう。

次は、ソロ曲。
Fさんは古典のソナタから1つの楽章(ソナチネアルバムに入っている曲)で、Fさんにとっては、やや実力よりも上の曲で、最近はこの曲にレッスン時間はかなりかけてみた。
この日に向けては一応まとまったが、メロディーの歌い方、左手のアルベルティバスなどの弾き方には課題も多く、少しバタバタとした仕上がりになった感は否めない。
それでも、崩れそうなところもおさえて、何とか最後まで弾ききったので、良しとしよう。

Gさんはロマン派でしっとり寂しく、高速的な聴かせどころもある曲で、Gさんにとっては実力的にやや余裕のある曲(レッスンではもう少し大きめの曲を別にやっているので)。
この日の演奏は、少し緊張感があったせいか、Gさんの持ち味のはずのアルペジオの盛り上がり場面が、直前のレッスンでの演奏と比較するともう一歩だったが、逆にじっくりと聴かせる箇所の場面にもずっと集中力を保っていて、音のバランス、響きのつくり方にも配慮はできていたようだ。

GさんもFさんも、お互いのソロ曲の演奏に関しての感想は、
「良かったです・・」
のような程度のことしか言わなかった(言えなかった?)ので、感想はそれぞれのレッスン時に個別に聴くことにした・・。
少し間が空きましたが、またレッスンなどについて書いていこうと思います。

基に戻るレッスンの3回目。

ピアノを弾くことの大前提である大譜表を的確に読み、その鍵盤の音を弾くことが当初も最重要課題であるが、これについては、初歩のシンプル教本を使ったこともあり、今のところ順調。
ただし、「音価を正確に」ということは、今後もレッスンで徹底していく必要がありそうだ。

そして、楽譜は単に「音符」ではなく、様々な情報が含まれていること、全体を把握することも少しずつ身につけてもらいたい。
そこで、どの曲もアナリーゼが必要になる。

「アナリーゼ」や「曲の構成などを分析」などと言ったら少し大げさに聞こえるが、まずは簡単にいくつかの部分に分けてみるということ。
つまり、初歩教本の、たった12小節の曲でも、A部分4小節、次はB部分が4小節、またA部分が4小節で、A-B-Aとなっているという、ただそれだけのことで、特に難しくはない。
この生徒さんは、基礎の基からやっている段階なので、まずはこれが大事。
多くの生徒さんと同じように、
「2回目のAは、どこからだろう?」
などと質問すると、この生徒さんも、だいたいわかるが、それでは自力とは言えないので、たった12小節の曲でも自力で判断して、明確にA,Bを意識させるために、A,B分けを、必ず生徒さん自身で鉛筆で書いてきてもらう。

その、A,B分けを点検して、軽く説明してすると、メロディーラインがA部分ではどのように動いているのか、B部分ではどのように動いているかを確認。
これも文字にすると難しく感じるが、現段階では、要するにメロディーが上昇か、下降かを確認して、それに即してクレッシェンド、ディミヌエンドを軽くつける、というよりも気持ちの盛り上がり、気持ちの収めといったところだろう。
これを簡単な教本や曲の時にしっかりやっておくことが重要で、中級の人でも上級くらいでも、メロディーのラインを全く無視したような平坦な演奏になってしまうことは結構多いが、そういった人も簡単なピアノ曲や歌を演奏してみるといいと思う。

今回は、これを中心に、12小節の曲、16小節の曲などをやってみたが、それなりにピアノ演奏らしくなってきた。
もちろん、まだ基礎の基の段階なので、つまづきは無いが、臨時記号なども出てくる次回以降も、気は抜けない・・・おそらく続く。
個別に連絡いただいた方々、ありがとうございます。

自分モリスは無事で、特に大きな被害も無く、週明けから通常の仕事をしています。
いろいろと少し落ち着かない状況もありますが、大丈夫です。

心がけとして、買いだめなどはしないようにしています。
あとは、出かけた際には僅かではありますが、募金箱に入れるようにして・・・。

ピアノの仕事がいつものようにできていることを、本当にありがたく感じながら、日々を過ごしていこうと思います。
楽譜をある程度まとめて買う時期が、自分の中では1年の中に2,3回あるが、そのうちの1回がこの時期。
と書けば、おわかりの方もいると思うが、あの某全国系コンクールの課題曲が発表され、手持ちに無い楽譜を準備することになる。

このコンクールは、地区予選で必ず近現代を弾くので、毎年、知らない曲が絶対に入っている(時には、コンクールに合わせて、これから出版などということもある・・)。
特に、B級、C級は、近現代だけではなく、クラシック(古典)、ロマンなども微妙な曲(?)が入っていたりするので、持っていない曲も毎年数曲・・・
自分は、コンクールに眼の色を変えて賞をとらせるような指導者ではないが、出場希望の生徒さんは毎年いるので、今年も、B・C級を中心に、既に5冊を買い揃えてみた。

逆に、D級以上になると、所持している曲が断然多い。
それは、バロックもクラシック、ロマンも、だいたいは定番的な作品が課題曲になっていて、それらは当然ながら自分もかなり弾いてきた作品達だからだろう。
D級以上も近現代は、自分も好きで弾いてきた作品も多いので、楽譜も持っていることが多い。
D級以上も、あとは、近現代の邦人作品で、さすがにこれは知らない曲が、3曲ほど今年も並んでいるが、必要性から言って、今回の購入計画は今のところ無さそうだ。

さて、生徒さんのために選曲となると、D級以上は、だいたい生徒さん自ら選曲もできるようになって欲しいので、自分が選曲に気を使うのは、やはり主にC級以下ということになる。

B級の近現代は、4曲から選べるが、自分の好みで言えば、フランス物のこの曲。
だが、自分のところの生徒さんには、ちょっと合っていないかもしれないので、出場が何人であろうと、おそらく邦人作品から選ぶことになりそうだ。
B級の他の時代は、バロックは定番系なので、どれでも良さそう。
クラシックが微妙・・・長めの曲を避けてみようか・・。
ロマンは、どれを弾いてもそれほど難しくはないが、自分の生徒さんには、しっとり系をおすすめしてみよう。

C級の近現代も4曲から選べるが、ペダルの使い方や響きやセンスに高度なものを要求されるこの曲、難しくはないが独特の快活さの楽しい曲、流れのあって発表会などでも弾かれる邦人定番、表現力の問われる邦人の比較的新しい曲。
自分の生徒さんには、普通に考えると邦人作品のうちの1曲・・・だが、1名の生徒さんには、違う曲をあえて弾かせてみたい気もする。
C級の他の時代は、定番が多いが、難易度にはちょっと差があるので、選択には少し注意が必要だが、自分はC級の生徒さんには、地区予選ではインヴェンションを組み合わせることが多いので、それほど迷うこともない。
ただし、今回はインヴェンションではない(正確にはインヴェンションまで到達していない・・)生徒さんもいるので、やはり迷っている・・・。
基に戻るレッスンの2回目で、初歩教本の4曲目から。

3曲目まではほとんどが片手、一部両手だった曲が、4曲目移行は常に両手に近い状態となるので、ここからが本番とも言えるが、まだまだとても簡単なので、この段階でわからないことなどが無いように、着実に進みたい。

生徒さんは、どの曲もしっかり練習してきたようなので、特別に悪いところもないが、譜読みの基礎と同時に演奏の基本も見直しながら進んでいくことも目的なので、しっかり弾けていても細かいこともやりたい。

今回のレッスン内容のポイントをいくつか。

楽譜と両手の位置関係を把握してもらう・・・これは、この生徒さんの最大の課題だが、これまでのところ上手くいっている。
確認の意味も含めて、途中から、しかもかなり中途半端なところからでも弾いてもらうこともあるが、これが結構重要で、曲の途中からだとすぐに弾けない人というのは、結構多い。
今のところ、瞬時に読めない音はなく、途中からでもすぐに弾けている。

音価を正確に・・・これは、この「基に戻る」レッスンの重要課題の1つだろう。
かなり良くなってきたが、時々油断しているのか、不正確になることがあるので、意識しなくても正確に弾けるようにしたい。

調性を意識する・・・これは、これまでの教本でもかなりやってきたが、あまり浸透していない様子だったので、確認しながら進むことにした。
これまでのところ、Cメジャーのみしか出現していない初歩教本ではあるが、どこでCメジャーと判断するのか、楽譜と一緒に、主要和音も弾きながら確認。

今のところ、シンプルな初歩教本を使ったレッスンで、これらのことはほぼ出来ているし、理解もしている様子。
しかも、今は、これらの基礎を、レッスン時間を約半分を使って、じっくりとやっている。

そして、大事なことは、今やったこれらのことが、直後の別の曲集の演奏で活かされているかという点。
残念ながら、まだその段階まではいけていないのが実情で、音価は不正確になっているし、リズムも大きく崩れる。
次回以降は、初歩教本レッスンでやっていることが、曲集の曲にも直結していることも重視していく必要がありそうだ・・・おそらくつづく。
基礎の基からの生徒さんについて書いているが、ピアノというのは生徒さんが初心者や初級の段階では、レッスン内容をよく練って考えるというよりも、生徒さんをよく観察して、
「今、何が出来ていて、何が出来ていないのか。いいペースでレッスンが進んでいるのか」
といったことを、把握することが中心となっているように思う。

当然、時々は、目先を変えたレッスン内容にしてみたり、新しい選曲で迷うこともあるが、曲も質より量というわけではないが、とにかく曲数をたくさん弾くことも大事なので、自分のレッスンでは、大きい曲よりも小曲をどんどんやる方向性。

これが、中級くらいやそれ以上のレヴェルになってくると、ぜひ弾いてもらいたい曲、その順番、練習方法など、考える内容は増えてくる。
例えば、現在中学生のある生徒さんの場合は、それなりの実力だと思うが、次の曲を考えると、いつも迷ってしまう。
主軸となるレッスン曲は、モーツァルトのソナタをあと1,2曲続けてみるか、それとも久しぶりにベートーヴェンのソナタで7番か11番でもいいだろうか。そうではなく、ショパンではポロネーズを弾いていないので1曲弾かせてみるか、それともブラームスのラプソディー2番などが先だろうか。
小品は、フィンランド系を続けるか、それとも自分のレパートリーからフランス近代物をやらせてみるか・・・
バッハは、シンフォニア1曲は、次は何番にしようか。
あとは連弾は・・・

など、考えることがいつも多いように思う。
これは、ある意味、楽しい悩み(?)だが、
「この曲を、これくらいの期間で、これくらいに仕上がりに弾けたのだから、この曲も同じくらいに弾けるはず」
というような、方程式のようなもの(指導側の単なる思い込み・・かもしれない)が、時には通じないこともあり、それはそれで悩むところだが、
「何が簡単で、どんなものが難しいのか」
という感じ方も人それぞれなので、自身の感覚的なものをレッスンに持ち込みすぎると、危険ということなのかもしれない。
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