上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
発表会という、演奏する日が決まっているもの、つまりはある程度の仕上がりにする期日があり、練習期間にも期限がある場合には、指導側にはいろいろな判断が必要になる。

具体的に言ってしまうと、
「この曲は、この生徒さんの場合は、まあこれくらいに仕上がればいいだろう」
といった、想定をしながら進めていくことになるが、「これくらい」というのは、当然ながら生徒さんの実力や曲のレヴェルによって異なるわけで、この判断は難しい。

本来は、「これくらい」が、高い次元であって欲しいし、その高い次元を目指すような、変な妥協の無いレッスンを続けて、その想定を生徒さんがさらに超えてくれれば一番いいが、現実はそんなに甘くはない。

「これくらい」の想定にはほど遠い仕上がりになるだろう生徒さんもいるし、そもそも「これくらい」の想定レヴェル自体があまり高くない生徒さんも・・・。
しかも、「これくらい」をそれほど高くないハードルに指導者側が設定しているつもりでも、そこにも届きそうにない生徒さんは、現実に毎回1~2名が出てくる。

そうなると、次の現実的な判断としては、曲の変更という手段をとらなければならない。
曲の変更は、自分のところの場合は、初級~初中級くらいで2曲弾く生徒さんが、1曲は間に合いそうにないので、以前に弾いたレッスン曲にするというパターン。
これも、2ヶ月前などのあまりに早い時期に判断してしまうはもったいないが、
「あと1週は様子をみよう」
などと毎週思っていると、時間はどんどん過ぎてしまって、2,3週前の変更では間に合わないことに・・・そして、ピアノ歴が数年なのに、1分くらいの曲を1曲のみ弾くことになるのは、やはりちょっと寂しい。

このような感じで、いつの時点でどのような判断をするのかは、毎回のように難しく、今回も今のところ、このままではとてもじゃないが全く間に合わないだろう生徒さんが3名、4名・・・これらの判断も、あと2週くらいのうちに決断しなければならないだろう。

“ソロ曲は夏休み中には譜読みを終えて、ゆっくり気味でも通せること”
これが、生徒さん達に伝えてる条件で、これができていなければ、あっさりと簡単な曲に変更するとは言ったが、今回も結局はギリギリまで待ってから判断することになるのだろう・・・。
スポンサーサイト
この記事では、
カール フィリップ エマニュエル バッハ作曲
「鍵盤のためのソナタ イ長調」より第2楽章(イ短調)の演奏を公開していました。

お聴きいただきありがとうございます。

また機会があれば、演奏を公開したいと思います・・・・。
小学生にとって楽しい夏休みもあと僅かだが、夏休み中のピアノへの取り組み方は生徒さんによって大きく違うので、結果的に結構差がつく時期でもある。

夏休みと言っても、例えば水泳などの他の習い事や塾の夏期講習会などに参加、家でも勉強の時間を確保、旅行などへ行く時も、遊び7割の気分で、3割は自由研究も兼ねている、などと計画的、継続的だったりする生徒さんは、ピアノのペースも落ちないで、発表会曲の譜読みと練習もかなり進めてくる傾向にある。

一方で、学校の宿題以外特に何もしない生徒さんは、時間があるからたくさんピアノを弾いているかというと、そうでは無さそうで、発表会曲も譜読みを最後まで進めるどころか、以前にやった部分も音違い、リズム違いをしていることも・・・。

そのような、「だらっと夏休み」の生徒さんも、そろそろ練習のペースをいつもどおりにして、夏休み終盤を上手に使って欲しい。

できれば、いつもよりも少し多めに弾いて、ペースを上げていかないと、「気がついたらもう秋になっていて、発表会は数週間後」などということになりかねないので、自分も何人かの生徒さんには、
「このままのペースだと、譜読みがやっと終わって曲を把握だけで、弾き込む期間が1週間程度で、すぐに発表会本番ということになってしまうよ。
来週までの1週間と、次の1週間でゆっくりでも表現力をつけて、何とか演奏の形にしよう!」
と、言っておいた。

それで、今週のレッスンでは、明らかに練習のペースを上げてきたという生徒さんが数人で、これはうれしい。
少し難しい古典の変奏曲、叙情的な北欧の曲、臨時記号の多い邦人作品など、生徒さんに達にとって、これまで弾いてことがないタイプの曲は、選曲の時に聴いてみて「素敵だから弾いてみたい」と思っていても、実際に楽譜を見ると、譜読みペースが上がらないことも多いが、今週は結構進んでいるようで、一安心。

ん?あの出場シリーズの生徒さんは・・・・
「そのラ、フラット、ミもフラット」
と、自分がフラット、フラットと言う回数は減ったと言われると、どうだろうか・・。
・・・レッスン時間内で言うフラット回数は、30回から20回くらいには減ったようにも思うが、なんとか通せるまではには、あともう少し。
曲に少しは慣れたのか、調に無い音を弾いた時に、少しは自ら気がつくようにはなってきた。

だが、これだけ違う音を弾いても気がつかないのだから、中長期的には耳の育成ということが大事なのだろう。
そのためにも、併用している教本の曲をきちんと仕上げることも大事なのだが、その重要性を認識を何度言っても、なかなか伝わらないのが少々痛いところ。
小学生も高学年と言っても、人それぞれといったところなのだろう・・・。
全音や音楽之友社が出している作曲家ごとの普通の楽譜、輸入版ではヘンレ社やシャーマー社などの楽譜も、基本的にどの作曲家の楽譜でも基本的にはデザインは同じで、統一されている。

基本デザインが出版社で決まっていると、書棚に並べた時にきれいに整列してわかりやすいが、時には少し変化のある表紙の楽譜もいい。

ということで、今回は手持ちの中から2冊を紹介。
右、鵜崎庚一作曲「風がうたう歌」(カワイ出版)
左、ロシェロール作曲「ロマンシング イン スタイル」(kjos)



どちらの曲集も、その作曲家の初中級から中級程度の小品集で、魅力的な曲が入っている。
しかも、表紙がとても鮮やか。

鵜崎庚一氏の曲は、フランスの影響を感じさせるような雰囲気と響きの曲が多く、しかも譜読み的にはそれほど面倒にはならないような配慮も感じれるので、フランス近現代作品をあまり弾いたことが無い方や、邦人作品をあまり弾かない方にもおすすめ。
中盤以降の曲は、多声の譜面になっているものもあるのが面白い(少し難しい)。

アメリカのロシェロールも、フランスの影響をかなり受けている作曲家で、ペダルの入れ方も細かく指示されていて、独特の響きを作っている。
しかし、この曲集に関しては複雑ではなく、シンプルで歌いやすいメロディーラインなので親しみやすい。

ということで、表紙で買ったわけではないが、自分のレッスンレパートリーから2冊を紹介してみた。
出場シリーズの生徒さんの、ベートーヴェンのソナタのレッスンも一応は進んでいる。

過去2回は、調号の♭フラットの法則と調を確認して、その調のスケールを弾いてみて、臨時記号はあるが、基本的にこの調のスケール内で音は収まっていることを、しつこいくらいに確認。
それからゆっくりと弾き始めてもらったらが、フラット無く弾いてしまうミスが続出で、自分は、
「シはフラット」
「ラは全部フラット」
「ミは・・・」(以下同じ)
ということを、何度も繰り返して言うパターンだった。
さてさて、今回はそれからは進歩して、ちゃんと譜読みできたのだろうか・・・

良し、1ページ目は、演奏になっているとは言えないが、音読み的には出来ているので、進歩はあったようだ。
続きは・・・
・・・はぁ、やはり・・・

モリス : ミはフラット

出場生徒さん : あっ・・

モリス : そのラはフラット

生徒さん : ??

モリス : 左手だけど

生徒さん : あっ・・(弾きなおす)

モリス : いや、それはシのフラット

生徒さん : あっ・・・

といったパターンで、フラットは続くよどこまでも・・・。

2ページ目の中盤までなんとかたどり着いたが、特に左手の音を譜読み出来ていない状態(左手の音を聴けていない状態)で弾いてきたしまったようだ。
シやラにフラットをつけずにナチュラルで弾いていると、右手だと気がつくこともあるが、左手は、譜読み1週目の部分ではほとんど気がついていない。

この曲は、基本的にしっかりと調にはまっているので、数年ピアノを弾いてきた子どもの場合は、譜読みミスをして弾いていると、ほとんどの場合気がつくと思う。
しかし、この生徒さんの場合、ピアノを始めてからやってきた教本類に、調号が多くても#、♭が1個までの曲が大半だったらしいので、今でも簡単な曲なのに、調号の#や♭が2個でも、譜読みミス連発で弾いてくる。

本来は、やはりこのあたりの基本的なことを、知識と演奏の両面から根本的にやるべきだとは昨年から思っている。
だが、昨年に今頃も、確か、発表会にお父さん希望の無謀曲をやることになり、ほとんどそれ1曲集中に。
今年になってからは、なんとかしようと思っていたところ、コンクール出場ということで、結局は課題曲2曲だけをやる(2曲しかできない)状態に。

この、1曲、2曲に長期集中パターンは、本来グングン成長していくはずの小学生には、できれば避けたいので、

モリス : この練習曲集も、こっちの本も、コンクールの時みたいに、一旦休止にはしないから。
ソナタよりも、はるかに簡単なこれらの本の1ページの曲をしっかり弾くことは、このソナタをしっかり譜読みして弾くことに、直接つながっているからね。

と、いつもよりも強調しておく。
あと1週で、もう少し何とかならないと、さすがにコンクールの時よりも厳しい状態だろう・・

えっ?!明日から、小動物系のキャラクターのあの有名遊園地や他に、1週間遊びに行く・・・まあ、夏休みだから、遊ぶのも大事。
勉強もピアノも忘れて、思い切り遊んだらいい。

だが、帰ってきたら、やることはちゃんとやらないとね・・・次回レッスンは、進歩は少なくて良しとするが、やったことも忘れているようなことだけには、ならないで欲しいが・・・。
先日、音楽のためのホールではなく、講演会などにも使う講堂のようなところでピアノを弾く機会があった。
以前にも書いたのだが、ここのピアノは、ピアノすぐに移動できるように、常時、キャスター付きの台のようなものに、ピアノの3本の足がのっているので、鍵盤の高さが床から少し高い。
今回は忘れずに写真をとってみた。



このような感じにのっていて、ピアノ全体が床から数センチ高いので、ペダルも踏むのも足に余計に角度がついてしまい、少々違和感が。この状態で弾き続けると、足が結構疲れる。
ピアノの椅子も、一番高くしても、あと2段くらい高くしたい気分になる。

移動できることが優先されているので、仕方がないのであろう。
学校の体育館においてあるピアノなどにも、このキャスター付きの足台のようなものをつけているのを、見たことがある。

ただ、以前に見に行った学校で学芸会の時、体育館のピアノの足に、これをつけているのだが、数センチの高さの板を、ピアノの椅子とペダルの下に置いて、ピアノ全体が床から高くなってしまう問題を解決していたので、きっとピアノ演奏に理解のある教師がいる(または過去にいた)のだろう。
発表会用に生徒さんの曲を決める作業をしていると、ピアノでは1オクターヴが届くか、届かないかは、結構重要な要素だと、あらためて感じる。
オクターヴが届かなくても弾ける、魅力的な曲はたくさんある。
特に邦人作品などは、最大7度(ド~シ)で弾けて、しかも演奏効果の高い作品はたくさんあり、某屋内出版社が出している「こどものため」のシリーズなどは、そうした曲が多いので重宝している。

ただ、4歳~6歳くらいでピアノを始めてピアノ歴がある程度長いと、小学生高学年でもそれなりに大きな曲を弾けるようになってくるので、5年生くらいには、できればオクターブが届いてくれれば、弾ける作曲家が増えるので、曲の選択肢もかなり増える。

自分のところの生徒さんでは、たとえば、以前に紹介した連弾などで困った時に、誰とでもいやな顔せずに組んでくれるココさんは、指が長くて確か3年生の中盤から既にオクターブが実用的に届いて、オクターブの入った連弾のセコンドなども弾いていた。

だが、現在の生徒さんでは、オクターブが触れるか触れないかくらいにしか届かない5年生、6年生もいるので、そうなると、
「そろそろ実力的に、このモーツァルトや、このショパンでも弾けるのでは?」
と思っていても、
「そうだった・・・オクターヴが連発でテンポもそれなり早い曲だし、音を抜かすのは、この曲に関してはちょっと無理かぁ・・・ああ、この曲も単音で弾くのも分散させるのもちょっと・・・」
となり、選択肢から外されていく・・。
(下の音を省いたり、パランと分散和音にしても影響が少ないと思う曲の場合には弾かせることもある。この判断も、指導者の考え方で大きく異なるだろう)

そして、単なる手の大きさと指の長さだけではなく、柔軟性もポイント。
グーッとやさしく広げるようにしていると、気がつくと結構広がるもので、自分も気がつけば、手は大きくないが、かなり広がる手になっていて、手が自分より大きな中学生の生徒さんよりも、届く範囲は広い。
お風呂で広げたり、テーブルのフチなどでこまめに柔軟。
これをやるだけであとからじわじわと違いが・・。
もう8月ですか・・早いものです。

発表会の生徒さんの曲目も、まだ今後に更に検討の余地はあるものの、主要な曲目はだいたい出揃ってきた。
曲の選択肢はできるだけ多めにして、生徒さんが少しでも気に入る曲があるようにしているつもりではあるが、譜読みの正確さやスピード、テクニックその他いろいろな関係もあり、選曲はいつも難しい。

生徒さんの中には、モリスのおすすめ曲に、あっさりと決める生徒さんがいるかと思えば、迷ってなかなか決められない生徒さん、中には無謀曲にこだわる生徒さんも・・・・でも決定した曲を、しっかり練習するのは、全員がやって欲しいこと。

さて、これまでに決まった作曲家を並べてみると(連弾曲を含む)・・・
ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、ハイドン、グルリット
カスキ、グリーグ、ショパン、フリブレ
ギロック、ロリン、マーサ・ミアー、バスティン
中田喜直、安倍美穂、田中カレン
他、まだいろいろ。

教本などの曲をそのまま弾く生徒さんもいると思うし、作曲家はまだまだ増えるが、今のところはこんなところ。
作曲家を名前を見て、お気づきの方もいるかもしれないが、自分モリスの専門分野というか得意分野が、あまり入っていない(2曲弾く人は、小さめの曲を後から選ぶこともあるので、これからフランス小品が入ることもある)。
当然ながら、実力がある程度ある生徒さんには、フランスの近現代曲も候補曲に入れているが、今回はほとんど選ばれなかった。

ただし、ある程度に実力がある生徒さんには、ベートーヴェンやショパン、メンデルスゾーンといった作曲家をしっかりと弾いて欲しいという希望も自分の中にはあるので、そういった意味では、今回大きめの曲を弾く生徒さんは、そうした曲を少し強めにおすすめして、了承してもらった。

今のところ、一応決めた曲で譜読みと練習をしてもらっているが、進行状況によっては、毎回、誰か1人か2人は、別の曲に変更ということもあるので、この譜読み段階が重要。
そして、いい意味で曲の変更が既に1人。
2曲を弾くと決めて練習を開始したのだが、1曲があまりに簡単だったようなので、少し手応えのある曲に変更してみた。

だいたいそれらしい曲は出揃ってきたところで、主役というわけではないが、今回の締めくくりとなりそうな大きめの曲は、おそらくメンデルスゾーン。
この生徒さんにとっては、初めて10ページを越える曲なので、少し大変だとは思うが、少々激的な曲想も、テクニック的にもとても合っていると思うので、しっかり練習してぜひ良い演奏に仕上げて欲しいと思っている(ちなみに、「ロンド・カプリチョーソ」ではないです・・・)。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。