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本当に、文字通りに「出場するだけ」になってしまいそうになってしまいそうなゴールデンウィークのレッスンから1週間。
とにかく、何とか弾けているような状態にしなくてはいけないので、自分としても、出場生徒さんのレッスンには、一応かなりの気合(?)を入れている。

1曲目
こちらの方が、これまでは、とちらかというと何とかなりそうではあったのだが、この日のレッスンでは、左右のタイミングが会わない箇所が多く、かなり崩れているような演奏に。
こうした現象は、一応は弾けるようになってから、一旦崩れ気味になる場合にあることだが、演奏が仕上がりに近づく前に崩れるとは・・・そんなことあるのだろうかと思うほどだが、これが現実。

とにかく、ゆっくりとテンポを感じながら、左右をしっかり合わせて。
フレーズも大事。いきなり入りからドカっとアクセントなどいらないから、歌うように丁寧に、でも音は明快に・・・これらの改善からは、まだまだ遠いが、少しでも進歩したと信じたい。

2曲目
こちらの曲の方が、弾けてしまえば簡単なのだろうが、まだすべての音を把握できていないので、3箇所ほどで違う音を弾いてしまい、それを指摘すると、楽譜を見てあわてて音を探している。
この時期に、違う音を弾いてしまっているとは、普通の感覚からすると結構信じられないことではあるが、これも自分モリスの指導が甘いせいなのだろうから、じっくり付き合って、とにかく違う音を無くす作業に、かなり時間を使った。

あとは、全体に音のバランスが良くないので、これを何とかしないといけない。
何というか・・・つまり、この曲は、バッハではないが、この演奏は、バッハのインヴェンションとシンフォニアなどを弾いてことがない人が弾いているような演奏に、いかにも聴こえてしまうような、そんな感じで、簡単に言うと、出場生徒さんは、バランスも聴けていないし、声部にも気を使えていないので、音楽がとても漠然と鳴っている演奏になっている。

もちろん、これを改善するように、楽譜上の音が、それぞれどんな役割をしているのか、それを具体的に区別してい弾くと、このように弾くので、このように聴こえる、という実演は、何度も横でやっているのだが、出場生徒さんには、充分に伝わっていないのだろう。

それは、まあ、そうだろう。
なぜなら、普段は、こうした課題曲よりも、2段くらい下のレヴェルの曲を弾いているのだから・・・。

次週までに、2曲とも仕上げのテンポの7割程度で、ミスは完全に無しで通す。
これを目標としてみたが・・・これが、5月の中旬にこと。
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先日のレッスンでのこと。

ある保護者さん : 先生、プリさんって、今年の発表会で、何を弾くか決まっているんですか?

モリス : いや、候補の曲はいつくかあるのですが、まだ決定はしていないですね、
ベートーヴェンの、あのソナタ(全楽章)か、あのソナタの終楽章、またはショパンのあの名曲(10分程度)、またはラフマニノフから2曲とか・・・
ただ、もう少し考えてからプリさんと相談と思っているところです。

ある保護者さん : なんか、普通に名曲というか、大作曲家の名前の曲なので、凄いですよね。昨年も良かったですし、プリさんは、さすがに「エース」って感じですね。

モリス : そう・・ですね・・・。

という会話があった。

「エース」・・・自分としては、プリさんをそう思っているわけでも無いが、まあ、事実上そうなのかもしれない。
中級程度の曲を弾けるような実力になると、普通は一旦その時期が長く、実力の伸びは鈍化する人が多いが、プリさんがその時期でも演奏力が向上していき、ベートーヴェンやショパン、メンデルスゾーン、ラフマニノフ、ドビュッシーなどを弾けるくらいにまで成長した。

テクニック的にはまだまだ危うくて整理する必要性があるが、運動性能という意味でのテクニックはかなり持っているし、それだけになってしまうことはなく、何を弾いても「演奏」・「音楽」になっているのは、最大の特徴かもしれない。
だから、発表会でプリさんが、一般にはあまり知られていないような曲を弾いても、聴いている人の多くが、良かった、凄かった、という感想を持つのだろうし、今年は何を弾いてくれるのだろうかと、興味を持ってくれるのだろう。

では、そのエース(?)のプリさんのソロ曲は、これから少しずつ絞って相談いくとして、今年は連弾をどうするのか・・・。
つまり、プリさんに、肉薄とまではいかなくても、1段か1・5段くらい下の実力の生徒さんが、現在はいないのが、悩みどころ(プリさんに匹敵するだろう潜在能力を持っている生徒さんは、小学生低学年に2人ほどいるが)。

実は、1段くらい下の実力の生徒さんが以前はいて、(しっかり者だったので、シカさんにしよう。プリさんよりは年上)、プリさんとシカさんで連弾を組んだこともあったのだが、この連弾はなかなか良かった。
しかし、シカさんが1年半前に転勤されてからは、それくらいの実力の生徒さんがいなくなってしまったのだ。

それで、昨年は、セコさんがプリさんと組んだわけだが・・・プリさんの実力に合わせて連弾曲を選曲すると、セコさんは弾けないか、たとえ弾けたとしても、昨年のようにかなり苦しい演奏になるだろう。
セコさんと同程度の実力の生徒さんなら、あと2人ほどいるのだが、それでも結局はプリさんと組むのはちょっと苦しい・・だが、候補に入れてもいいのかもしれない。

本当は、セコさんの実力を、もっと伸ばすことができて、シカさんのレヴェルくらいまで上げることができれば、プリさんと組んでもついていけると思ったのだが、現在のところ、セコさんの実力は、シカさんには一歩、いや3歩くらい及ばない(シカさんが、今のセコさんと同い年だった頃の実力にも、セコさんはやはり一歩及ばない感じだ)。

一応、ここは、1番の手の候補として、セコさんに、今年の予定している連弾曲は難しいが、プリさんとやるかどうか、聞いてみよう。

モリス : (自分もちょっと弾いて、さらにCDを聴かせてから)やる?・・というか、弾けそう?

セコさん : 難しそう・・・ちょっとこれは・・・

モリス : そうか、じゃあ、この連弾の話は・・

セコさん : でも、やります!

モリス : あっ、えっ、やるんだね、了解。でも、今回は、発表会の1ヶ月前に危ないと感じたら、自分が代わりにやるので、そのつもりで。

セコさん : えっ!? はい、がんばります!


ということで、今年も、プリ・セコのコンビ結成らしいが・・・さすがに厳しいかな・・・。
ゴールデンウィークは、自分は少し休みをとったが、コンクールに出場を予定をしている生徒さんの何人かのレッスンはやることにした。

当然ながら、出場生徒さんを、何とかしなくてはならないので、前回のレッスンでゴーデンウィーク中でもピアノの触らない日は無いように念を押したわけだが・・・

練習をしてきたようには、少しは見える。
だが、この時期に、曲の冒頭から何度もつまづいているようでは、家で問題点を改善しようという気が無いのではないかと思ってしまう。
しかし、もうやるしかない状況なので、レッスンの時間内で、反復練習をさせるような、要するに訓練的な内容をやっていくことにした。

つまり、普通であれば、生徒さんが上手く弾けない箇所があると、それはフレーズの感じ方の勘違いだったり、指づかいの問題だったり、ペダルだったりなど、いろいろと要因があるわけだが、それを指導したり、生徒さんに気づかせるようにする。
そして、すぐにこの場は解決できればいいが、すぐには出来ないことが多いので、家での練習で、それを改善してくることになる。

このレッスンと家練習の関係が、出場生徒さんの場合はいつまでも出来ないので、毎週のように出来ていない箇所の指導を・・・しかも、家で練習すればちゃんとできるはずのことを・・・言うことになるが、もうこの状況であれば、レッスンの時間内で、できるまで何度でも弾かせるしかないだろう。

ということで、基本的に弾けていない箇所は、何度も弾かせて、とにかく表面上でも弾けるように、小節単位でやっていく・・・たった2ページの短い曲だが、この方法だと、恐ろしいくらいに時間がかかってしまった・・・。

もう1曲は、ゆっくりでもいいから、最後まで弾けることが目標だったが・・・どうして、まだ違う音があるのだろうか・・・。
そうした箇所も、訓練的に何度も弾かせて、とにかく脳の内部に正しい音だけでもいれないといく必要がある。

まだまだ練習時間の量が、単純に足りない。
底力のある生徒さんなら、1週間ちょっとがんばれば、これくらい曲はあっという間に仕上がり近くに持っていけると、出場生徒さんにはそんな力は全くない。

「練習時間はもっと必要です。1日に1時間半くらいでは、全然仕上がらないですからし、夜眠っている間に、魔術か何か不思議な力で、朝起きてみたら、突然上手に弾けるようになっていた・・・なんてことは、絶対に無いですから、とにかくもっと弾いてきて、成果を見せてください」
と、生徒さんにも、お父さんにも、かなり強調して伝えて、この日のレッスンは修了。

出場はすることに決まったが、これでは本当に、出場するだけになってしまうような気が・・・
考えてみると・・・・

このような、出場生徒さん(と、お父さん)のような生徒さん親子は、自分のところには、過去にはいなかった。

もちろん、過去の生徒さん、そして現生徒さんにも、発表会曲に対して強い希望がある生徒さんや、コンクールの課題曲に対して実力が達していないけれど出てみたいといった希望がある生徒さんなどがいた(いる)が、そうした生徒さんは、皆さん、自分モリスの話や条件等を理解してくれていて、納得の上で曲決定や出場、そしてそれだけの練習をしてくれている。

このあたりのことは、生徒さんと保護者さんにきちんと認識を持ってもらうことが必要だが、生徒さんの実力の程度はそれぞれ違いはあるが、理解はいただいていると思っている。

それが、出場生徒さんの親子の場合は、認識の根本的なズレが大きすぎて、ピアノの弾くこと、習うこと、教本などの進むスピードと内容、曲を決めること、人前で弾くことなど、多くのことについて、おそらく理解度が浅いのだろう。

しかし、この1年間、出場生徒さんとお父さんの認識、理解度を変えることは、少しずつはやってみたつもりだったが、今のところ上手くはいっていない・・・

だいたい、コンクールの課題曲よりも実力が2段階くらい下であり、しかもこんなに練習もしない状況で、出場しようとする人が、日本全国に他に何人くらいいるのだろうかと、思ってしまう。
いや、当然ながら、探せばいくらかはいるだろうが・・・それでも、小学生低学年にほとんど限られるのではないだろうか。
しかも、コンクールは、練習しない人が、無理してまで出場する必要があるようなものでもないのだが・・・。

それでも、申し込みをしてしまったのだから、自分もちゃんと付き合って指導していくしかない。
時間は限られているのだから、レッスンの内容も、本来は、家でやるべき練習を、レッスンでそのままやってしまうようなことになる・・・つまり、反復練習たくさんやりますよレッスン(?)となっていくだろう・・・
(次回は、ゴールデンウィーク中のレッスンを・・・)
出場シリーズのつづきを・・・

お父さん : 先生、コンクールの申し込みですが・・・

モリス : ああ、はい・・

お父さん : 今回は、家のパソコンからやってみて、何とか出来ました!

モリス : えっ?%#★! ・・・ はぁ・・ということは、申し込みされたのですね。

お父さん : はい。申し込みをしたので、もうやるしかないという状況にして、がんばろうかと。

モリス : まぁ・・そういった考えも無いわけではないですが・・・でも、本当にがんばるしかないですね・・・。


このような展開で、出場生徒さんは、もうやるしかにない状況になった。

いや、やるしかない状況に追い込まれたのは、生徒さんではなく、自分モリスの方かもしれない。

ということで、この日のレッスンでは、お父さんも見学している中ではあったが、少々中身を濃く、出来ていない箇所は徹底的に・・
と思ったが、まだ譜読みが出来ないいない箇所があるので、徹底というほどの指導内容では無かったが、1曲はまずまず形になってきた。
あとの1曲は、まだまだ形になったとも言いがたい・・(正直言って、同年代でコンクールに出場する生徒さんの、1週間分くらいの練習の演奏だろう)。


お父さん : 来週はゴールデンウィークなので、お休みでしょうか?

モリス : 申し込みを済ませて、やるしかない状況ということで、練習した気配は感じましたが、それでもこのペースの練習では間に合わない可能性が大きいですので、ゴールデンウィーク中も来てください。

お父さん : はい、わかりました。

モリス : とにかく、祝日が続いてどこかへ遊びに行っても、弾かない日は無いように。3月からしっかりやっていれば、ゴールデンウィークは弾かない日があっても特に問題無いのですが、今は全然そんな状況ではないないです。本来は、今頃普通に通せて当然で、細部を詰めながら弾き込んで行く時期ですから。

お父さん&生徒さん : はい・・・。


この日のレッスンでは、自分としても、かなり伝えた方だと思っているが、いったいどこまで伝わっているのだろうか・・・
というのが、4月の下旬の話。
少し前に、ピアノ歴(年数)ではなく、練習してきた総時間のようなもので考えることを書いたが、もう1つ、弾いてきた曲数というのも関係していると思う。

最近書いていなかったので、かなり間が空いてしまったが、生徒さんのアサさんの底力をつけようと、ここ数ヶ月やってきたわけだが、この春になって、かなり大きな方針転換をした。

1つは、テクニック本の見直し。
多くの生徒さんが使っている1課題が短めのテクニック本を使っていたが、少し難しい章に入ったところで、かなりの苦戦。
これでは、テクニックの練習ではなく、譜読みのチェックばかりになっていたので、年度末にちょうど何とか終わりに近づいたので、思い切って、もっと1課題が短くいテクニック本に変更してみた。
一時的に内容の程度は少し下がってしまうが、たくさん弾いて曲数をこなしていくことも大事であり、今はテクニック本で停滞することは避けようという判断。

2つ目は、フランスの2声教本をやっていたのだが、これは途中だが休止にして、他の多声教本に変更することにした。
フランスの2声教本をやって実力をつけていくことは、耳にも指にも大変有効だと思っていたのだが、今のアサさんの実力では難しかったのだろうか・・・
とにかく、かなり停滞気味だったので、馴染みの曲がポリフォニーになっているようなわかりやすい本に変更。
すぐに効果があるとは思えないが、弾けるようにはなってきている。

教本はこれまでどおりだが、できれば毎週2~3曲やってくることにして、そのかわりに曲集は一旦休止に。
これで、4冊の持ち曲体制だったが3冊に。
だが、教本は1~2曲だったのが2~3曲になったので、実質やることはあまり減ってはいないのだが、これまで4冊体制についてくるのがギリギリのような感じが特に今年になってからは感じていたので、3冊体制にすると、気分的にも少しやりやすいのではないかと。

そして、その体制が約2ヶ月が経過したが、効果はあったようだ。
教本のペースは上がって毎週2曲くらいは仕上がるし、テクニック本を半ランクくらいレヴェルを落としたせいもあり、どんどん進んでいて、特にスケールの弾き方が改善されてきた。
多声も知っている曲のアレンジものなので、譜読みのミスも減って、じっくりだが進んでいる。

当分はこの内容を維持して、譜読みをしっかりやること、そしてテクニックの底上げ、演奏力の全体の底上げを。
それが身についてきたら、少しそれらしい曲に挑戦という作戦にしようと思っている。
この状態では、今年は出場生徒さんのコンクール出場はないのではないか・・・との思いが強くなってきた4月の上旬。

お父さんが出場させたくても、生徒さん本人のやる気がどこまであるのか・・・これが結局は肝心なのだが、そのやる気が譜読みが進んでいない状態では、見えてこない。

このままでは、現実的に全く間に合わないので、ここは、はっきり言うのが自分の役目だろう。

モリス : もう何度も言っていますが、全然進んでいないので、無理してまで出場することもないように思います。
来週までに、とにかく通して弾けるような状態になっていなければ、今回はコンクールは無しということにさせてもらって良いですか?」

お父さん : やはり、まずいですよね。今日からちゃんと練習させますので・・(生徒さんに向かって)ちゃんと練習するよね

生徒さん : う、うん・・・。

といった様子。
生徒さんもお父さんも、さすがにまずい状態であることは、気がついた(やっと気がついた?)ようで、来週までに通しで弾けるという条件を、現実的なものとして受け止めてはくれただろう。

とにかく通しで弾ける状態といっても、曲のテンポどおりで弾くという意味ではなく、ゆっくりでもいいので形らしくなっていて欲しいという意味であり、今から毎日2時間くらいやれば、出場生徒さんでも、それくらいはできるはず。

そして1週間後のレッスン(4月中旬)・・・

お父さん : 先生、コンクールの申し込みですが・・・(おそらくつづく)
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