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作曲家は、楽譜の書き方のクセというか、習慣のようなものがそれぞれあると思う。
例えばシューマンなどは、それをとても感じる作曲家のひとり。

そして、今弾いているのが、クラという作曲家。
自分も以前から知っていたわけではないが、少し面白そうだったので弾いてみて、レパートリーになればと思っているが、楽譜の見た目は、近現代のフランス音楽らしいように見える。
長く響いて欲しいとバス声部の音と、細かい音符の組み合わせなどもあるし、楽譜の出版社のせいなのか、ラヴェルの楽譜に少しにているようにも見える。

左右のどちらの手で弾くのかという指示は丁寧だと思うが、作曲家自身のものなのか、出版社のものなのかは不明。
しかも、指示が無いところでも迷う箇所は結構多く、決めるまでにかなりの時間を要した。
ペダルも時々書いてるが・・・肝心なところで何も書いていないので、工夫していく必要があるだろう。

この曲の楽譜でさらに面白いのは、最後のリタルダンドを、記号も書いてあるのだが、音符のリズムそのものでリタルダンドをあらわしていること。

同じようなフレーズの場合で遅くする場合には、単にrlt.を書くか、lentoなどを書いてしっかりテンポを遅くするように指示することもあるが、音符のリズムそのものを変えてあらわしているのは、面白い。

さて、もう少し練習して、ある程度の演奏のカタチにはしていこう。
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この2年半くらいの主要レパートリーは、リストとヴィエルヌが中心だった。
それに、さらにC.P.E.バッハやメシアンなどを入れていくような感じで、前回2年前の練習会夏でもヴィエルヌの前奏曲集から取り上げてみたが、両手オクターブ和音での連続や、細かくてピアニシモの高速パッセージから盛り上げていってのフォルテシモといった要素が多い曲を選んでいた。

だが、今年はそうした曲からは少し離れて、ヴィエルヌと同時代くらいのフランスの作曲家の作品ではあるが、少し傾向の違う曲を1曲選んでみた。
陰影や奥行きのあるような風景的なイメージや、突如として変化する急激な場面転換、音の重なりあいの微妙なグラデーション・・・テクニック的な難しさは内省的に潜んでいる感じだろうか。
ペダルも3本とも使おう。

もちろん、外面的なテクニック的な見せ場が全く無いわけではないが、そうしたところよりももう少し違うところで聴かせたいような曲。

少し難しいと思うのは、曲全体の統一的な雰囲気はあるものの、急激な場面転換が、かなり唐突っぽく聴こえてるかもしれないので、良く言えば雰囲気が変わって面白いと思うが、逆に唐突すぎるようにも聴こえてアンバランスさが目立ってしまうようにも思う・・。

それをどのように弾くのかは・・・よく読みよく考えて、よく弾いて、よく感じて・・
さて、どうなっていくのか、自分でも楽しみ。
少し前に書いた移籍(?)のことをもう少し。

もっとも最近に移籍してきたのは、小学生の生徒さん。
紹介できたわけだが、ピアノはこれまでに幼い頃からずっと習っていて、昨年くらいまで特に不満もなくやっていたらしい。

それが、
「なんか、違うかなぁ・・・」
と、生徒さん本人も保護者さんも思うようになってきたのが、昨年の終わり頃のことらしいが、その「何か」というのは・・大きく2つくらいにまとめると・・

その1 基礎が無いような・・・
これまでにも教本などはやってきたらしいが、その系列(どこかの某大手)の系列の教本で、それはいいとしても、実際にはほとんど使うこともなく、曲のレッスンが中心。
曲が中心なのはいいとしても、それでもなんかあまりにも基礎的なことが無いので、不安になってきた、ということらしい。

その2 その曲のレッスンも・・・
曲が中心のレッスンと言っても、なんかピアノ曲じゃないように思う、と気がついたのが昨年の秋頃らしい。
確かに、はじめて会った時に、今やっている曲を弾いてもらったが・・・確かに、これは“ピアノ曲”ではないだろう。
ようするにアレンジ物なのだが、そのアレンジもピアノ演奏力の向上に役立つような要素が多いわけでもなく、演奏効果を優先しているようにも感じられずに、正直あまりおもしろくない。
この曲を数ヶ月かけてやっていく意図が、なにかあるのだろうか?と思いたくなるほど。


でも、今弾ける曲は、これくらいしか無いというので、一応はその曲を使って、自分も指導をしてみた。

モリス : こういった曲は、実はここに拍のちょっとしたアクセントがあるんだよね、少しだけだけど、こうするとね(実演)。

移籍生徒さん : へぇ~・・・思ったいたのと逆かも・・・

モリス : そうそう。だから、楽譜に「ここ短くって指示が先生(その某大手の系列の)によって書かれているけど、実は逆で、ここは少し長くて大丈夫。

移籍生徒さん : あっ、そうなんですね。

モリス : そう。でも、それは元から楽譜の音符では、音価はちゃんとそうなっているから、そのとおり弾けばOKだった。

移籍生徒さん : (苦笑)・・・なるほど・・・

モリス : だから、ペダルはここじゃなくて、ここ(実演)で、やってみて。

移籍生徒さん : ええっ~(やってみる)、あっ!こっちの方がカッコイイ!

モリス : だよね。これが、譜読みするということ。

移籍生徒さん : (首を縦に何度もふる)


といったような感じだったが、自分が特に何か特別な内容をやったわけではなく、普通のレッスン内容をやっただけだし、初回だからこんなものだろうと思う。

結局、移籍生徒さんは、クラシックピアノを基本からしっかりやってみたいというので、この機会にちょっと初級に近いところからやってみて、様子をみながらレヴェルを上げていくことにしてみたが・・
さて、どうなっていくだろうか。
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