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どういうように、言ったらいいのだろうか・・・

一応、フォルテやピアノといった音の段階は、楽譜に書いてあるとおりに近くやっているし、2段階、3段階といった単純な感じではなく、それ以上にはついている。
フレーズの感じも一応でていて、それなりに音楽らしくは、聴こえなくもないが・・

なんだろう・・きっと、生徒さんの中で、
「ここは、このような音で~」
というイメージが、あまり無いのかもしれない、この演奏は・・と、わかってしまう時がある。

別に、凄く明確な音のイメージじゃなくてもいいだろうし、音の感じを探しているように弾いている時があってもいい。
だが、不明確でも、無意識のうちにでも、音楽のイメージを探すように弾いていると、それが鍵盤に伝わって、そのような音になっていく、
という作業を、きっとやっていないで、
「ここは大きく、はいここは小さくしました」
というだけの演奏は、やはりそういうように聴こえるものだ。

だから、自分は、生徒さんに、時には演奏で刺激を与えたい。
特に、事情があって、そして縁あって、自分のところへと移籍してきた生徒さんには。
今週も、その移籍の生徒さん(イセキ子さん、としよう)に、

モリス : ああそこってね、(実演を横でやって)こういう風に、やったらどうかな?

イセキ子さん : !・・ここは、そんなに一気に駆け・・抜け・・る・・

モリス : それがいいと思うけど。やってみて

イセキ子さん : (やってみるが、すぐにはできない)

モリス : すぐにはできなくても問題ないから、家での練習で。でも、ここはこういう風に、というイメージを持っていないと、ただ繰り返し練習をしても、やっぱり、駆け抜けるパッセージにはならないよね

イセキ子さん : はい、練習しておきます


というような、やり取りだった。
きっと、イセキ子さんは、練習すれば、できるようになるだけの力は、今の時点で、たぶん持っている。
もしかしたら、まだ実力的に少し足りないかもしれないが、まずは、音と、音楽を求めるような動機を、イメージをつくるという意識の芽を、イセキ子さんの中に持ってもらって、次第に能力を引き出せたらと思っている。
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ご存じの方も多いかもしれないが、今の時期は、某大規模コンクールのための、課題曲の講習会(セミナーだっか)が、全国各地で開かれている。

課題曲、1曲1曲について、演奏する際の注意点などを、有名ピアノ指導者(?)などが、レクチャーするイベントのようなもので、自分も、どんな催しものかと思い、見てきたことはある。

感想としては、課題曲と一口に言っても、曲数はかなりあるので、ある級の課題曲に絞っても、1曲の解説の時間はとても短いので、どうしても消化しきれていないような催し物、ということ。
まあ、これはある意味、仕方がないのかもしれない。

また、その時の講師役の解説は、どの曲についても、どうにも当たり前というか、楽譜を読めば誰でもわかりようなことが大半の内容ばかり・・・。
この講習会自体が、ピアノの指導者を対象にしているのだから、こんな内容でいいのか、と思うほど。
それとも、当然と思われるような内容でも、それを徹底したいという思いがあってのことだったのか。

しかも、その講師役は、自らの独自の造語(?)みたい言葉を、いくつか使っての説明が多かった。
その造語のついての説明が、最初に無かったので(たぶん)、その造語のおおよその意味を理解するのに、30分ほどかかってしまい、途中から、
「ああ、そういう意味で、使っていた造語なんだ・・・」
と、なんとなくわかったが、これは、はじめに説明するべきだっただろう・・・

と思ったら、主催者の組織の付き添いの人(?)が、途中でホワイトボードを持ってきて、途中から講師役も、そこに書きながら、説明するようになった。
たしかに、よくわかりにくい造語みたいなのを使っているから、ボードがあった方が、たしかにわかりやすい・・・が、最初から、そのようにして欲しかったような・・・

いや、そんな造語による解説は、やっぱりいらないな。
結局、内容としては、特に刺激のあったり、参考になるような事項は少なく、心の中で、
「そんなことではなく、皆が知りたいのは、この曲の、この箇所のペダルのタイミングとか、この箇所に、いい指使いがあるでしょうか?とか、そういった具体的なことだろう・・・」
と思ったが、
質問コーナーみたいな時間もなく、終了。

まさか、全国でたくさん開かれている講習会の、すべてがこんな感じではないのだろうが・・
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