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昨年のコンクールの出来事から1つ・・のつづき。

かっぱさんのコンクールの2曲目、バルトークは、特に難しい曲でもないが、かっぱさんの演奏は形らしくなってはきていたが、どうにも音楽をとらえきれていない感じもする演奏だった。

デュナーミクがついていないとか、フレージングがどごがおかしいとか、そういうことではないのだが、音楽のノリみたいなものが、特にこの曲ではもっと欲しいのだが・・・

そう思いながらもレッスンを進めていき、一応の仕上がりでいよいよコンクール本番。
1曲目はバロックから選んでいるが、本番もよく歌えていながらも、ほどよくまとめて好演だったと思う。

さぁ・・・2曲目のバルトーク。

う~ん・・・少し重たく聴こえていると、思われてしまうだろうか・・・いいテンポ感だとは思うのだが、軽快さというか、リズムの良さがもう少しなんとかしたかったが・・・

そう感じていると、もうそろそろ終盤・・・!?

あれ?・・・きっと、弾いていた、かっぱさん本人も、そう思っただろう。

前半の似ている箇所と間違えてしまったのか、終わりに向かうところで、また前半にでてくるフレーズを弾いて姉妹、演奏がまた始まったようになってしまったのだ。

こんな間違いは、レッスンでの通し演奏でも一度もしたことがないので、自分も聴いていて驚いてしまったのだが、と同時に、これはいったいどうなって演奏の終わりに持っていくのだろうか、そればかりが心配に・・・。

結局、かっぱさんは、間違って前半の似た部分を弾いているところから、うまく終結部につなぐことはできずに、途中で演奏を中断して・・と言っても一瞬の間のみで、終結部の入りやすいところから弾いて、演奏を終えた。

・・・いい判断だったと思う。
普通は普段と全然違う演奏になってしまったら、もう全然弾けなくなるのが当然という中で、なんとか最後の部分を弾くことができた。

たが、やはり、最初から最後までの音楽のイメージができていなさそうな不安が、やっぱり本番に出てしまったのかという気もしたし、暗譜の確実性というところも、関係してくる。

このあたりのことは、コンクール後に、かっぱさんには、レッスンで、いろいろな練習方法を提案して、家で練習してもらい、その次のコンクールでは少し成果もあったと思うので、また書いていこうと思います。
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昨年の自己検証の1つとして、通し演奏について。

おそらくだが、日本は、ピアノコンクール大国といっていいほど、世界で一番コンクールが多い国の一つだとは思う。
規模もレヴェルも様々だろうが、毎週、全国のどこかではコンクールが開催されているというくらい多い。

さて、自分モリスも、生徒さんを每年、何らかのコンクールには出している。

出していると言っても、もちろん強制しているわけでも何でもなく、コンクールに挑戦できる実力の生徒さんは、出場することはとてもいい経験にも勉強になるし、目標に向かって練習すること自体が成長に(ピアノだけでなく)なると思っているからだ。

そして、昨年も、数種類のコンクールに生徒さんを出場させたが、その中からの出来事を1つ。

この生徒さんはピアノもやっているが、運動系の得意という小5で、活発なイメージ(「かっぱ」さんにする)。
きっと何事も挑戦するのが好きなタイプなのだろう。
コンクールも初めてではないし、選曲も、かっぱさん自身でいつもやっているので、そのあたりについても課題曲からどれを選ぶのかなどは、自分も心配はしていない。

決めた曲も、かっぱさんに2曲ともにあっていたと思うし、譜読みも進めていき、少しずつ形になっていく。
だが、その頃のレッスンで、少し気になるところがあった。
かっぱさんにしては珍しくと言ったらいいのだろうか、バルトークの曲を選んでいて、その曲に多少苦戦気味だったのだ。

かっぱさんの演奏は、譜読みとしてはできてきているのだが、通すと途中で止まりそうになったり、ミスも多い。
まだまだ譜読み段階だからなのだろうが、曲想を捉えきれていないのがミスの要因の1つだろうし、無理な指使いの箇所もあったのが、それは修正をしてもらう。

そして通しでゆっくりと弾くこと、途中からでも弾き始めることができるような部分練習やりながら、少しずつ仕上げていく。
練習を重ねるうちに、ミスもほとんどなくなり、だいたい弾けるようになったきた。

だが・・・何か気になる・・・

そうだ、本来は、このバルトークなら、かっぱさんにとっては、テクニック的には余裕があるはずで、しかも練習もしっかりとやってあるのだから、もっと曲らしい演奏になるはずだ。
しかし、実際は、どこかのれていないような雰囲気を微妙に感じる演奏に・・・

そして迎えた本番は・・・
ブルクミュラー25などを終えた段階くらいの生徒さんの場合、どの程度のペースや演奏力でブルク25を弾けたのかにもよるが、だいたい中級の入り口にたったという認識でいいだろうが、そこからは、何を弾いていけば良いのか・・・は、いつも考えていることなのだが、昨年から今年にかけては、特に重要なテーマだったようにも思う。

それは、同じくらいのペースで進んできたのに、ここ段階で、その後に質の良い演奏をする人になるのか、ただ音を習えべるので精一杯のような演奏の人になるのかが、結構分かれるような気がしているからだろうか。

やっていくもので、具体的には、ブルクミュラー18練習曲などを継続的使ってみるのも1つの方法だし、シューマンの小品もやりたいし、メンデルスゾーン無無言歌集も・・・という感じで、生徒さんに弾かせたい曲は山ほどあるのだが、現実的にはそれらを次々数を弾いて、しかもできれば質の良い演奏で仕上げていくというのは、大変だろう。

なので、何を弾いてもらうのか・・・いや、以前にも書いたが、何を弾かせないようにするのか・・

つまりは、
「別に必要性があるとも思わないし、優れた作品でも、好きな曲でもないが、なんとなく多くの人が使っている(だろうと思われる)から、生徒さんにも弾かせる」
といった、消極的な選択肢の曲は弾かせないようにしたい(必要性ランクCとする)。

さらに、譜読みが早くてたくさん持ち曲があっても大丈夫な生徒さんの場合には、最重要と思われる曲(必要性ランクA)以外のものもたくさんやれるが、そうでもない生徒さんの場合は、できれば弾くと良い曲(必要性ランクB)のような曲にも手を出せないような状況にもなってくる・・・。

このあたりの練習曲集や曲の選択というのを、生徒さんに実力の実際にうまく合わせながら、実力のさらなる向上をしていくということが、今年の1つの大きな目標であると、自分は思っている。
が、実際、どこまでできるか・・・
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