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前回のつづきを・・・

迎えた本番当日、まずはリハーサルの演奏。
・・・硬い。
全体的に、うわついたタッチで、しかも流れていかないので、とても硬い演奏に感じる。
こんなことは、この曲を練習してきた3ヶ月間、一度もなかった現象だ。
それだけ緊張で体が思うように動かない状態になっているということなのだろう・・・だが、ここまで変わってしまうというのも、少し珍しいくらいかもしれない。

そして、迎えた本番の演奏。
・・・う~ん・・・やはり硬い。
印象的なアレグレットテンポのメロディーも、硬いので流れが感じられないし、さらにミスが多く、そのたびに動揺しているのがわかるほどの緊張感が、聴いている側にも伝わってくるようだ。
さらに、ゆったりとしたテンポで和音の連続で聴かせるメロディーも、単に和音が弾かれているような状態に聴こえてしまって、なんだかもったいない・・・

なんとか、最後までは辿りつけたし、全てが崩れて、演奏が崩壊してしまった、というわけではない。
極度の緊張感の中で、よくやったことは、評価できる点だと思う。

しかし、普段と全然違う演奏にならずに、もう少し踏みとどまるには、緊張感の中でももう少し演奏できるためには、何が必要なのか、どのように練習してもらえばいいのか、どのように指導するのか・・・課題が多くの残った。

◎選曲は、これで本当に良かったのか・・・実力に対して上過ぎないか、また曲想や含まれるテクニックなどは生徒さんに合っていたのか・・・
◎普段から緊張感の中で弾く練習・・・これはもっと取り入れてもらうように、指導するところだろう・・・
◎実力の底上げが不可欠・・・やはり当日聴いていて思ったのが、崩れても踏みとどまるためには、実力そのものを上げるしかないということ。当然なのだが、底力があれば、極度の緊張で体が動かない状態だとしても、もう少し演奏も違ってくるのでないだろうか・・・

そんなことを考えされられた、発表会だった。
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今更ながら、昨年の発表会を軽く振り返ってみようと思う。
発表会は人前での演奏の機会でもあるので、選曲ににも時間をかけるし、練習にも長めの期間をかける。
コンクールや学校での演奏も大事ではあるが、大きめの曲に挑戦もできたり、好みの曲2曲にしたりと選曲でも工夫ができて、より練習期間をかけられる発表会での演奏が、何と言っても重要であると思っている。

さて、その昨年の発表会で、いろいろな収穫もあり、感心することもあり、達成感もあり・・・ではあるが、今回は、少し残念だった方の話を。

本番の演奏は、当然ながら1度しかない。
だから、自分としては、生徒さんの演奏が、練習をしっかりと積み重ねていてちゃんと仕上がっていれば、本番は多少のミスがあったり、崩れ気味になったとしても、あまり気にならない。
そして、多く場合、しっかりと仕上がっていれば、崩れそうになっても、ぎりぎり踏ん張れるものでもある。

なのだが、今回は、さすがに気になったというか、
「どうしちゃったんだろう・・・」
と思う生徒さんがいた。

選曲から譜読み段階、そして仕上げていく過程から本番直前までの仕上げなどの3ヶ月半は、だいたい順調だったと思う。この生徒さんにとっては、普段練習している曲よりも少し難しく、実力ぎりぎりだとは思って選曲したし、こういうタイプの近現代曲も初めてなので、おそらく生徒さん本人よりも、指導する自分モリスには不安はあった。

だが、期間はすこしかかったが、ほとんど自力で譜読みをすることができたし、テクニック的に難しい箇所も、毎週のレッスンを重ねるたびに改善されていった。
そして何よりも、曲想をうまくとられることがこの1年半くらいでかなりできるうようになり、こうした初めて出会うようなタイプの曲でも、しっかりと対応して生徒さんなりの音楽性を持って弾けるようになってきたのだと、本番直前には、感心することもあった。

こうして迎えた発表会の本番当日・・・(次回につづく)
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