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出場できる?シリーズは、少々話が重たいので、所持楽譜の中から、おすすめだったり、実用的だったり、少し珍しい物などを紹介のシリーズ。

第3弾は、ピアノ練習の定番でもあり、人によっては永遠の課題(?)である、バッハ「インヴェンションとシンフォニア」楽譜の写真を。


自分は他にも持っているが、一応使用頻度の高い3冊を今回は紹介。
写真の右から、カゼッラ校訂版、ベーレンライター原典版、中井正子校訂版。

カゼッラ校訂版は、名ピアニストでもあったカゼッラがインヴェンションとシンフォニアの実際の演奏に役立つように、運指やデュナーミク、フレージングのスラーやアーティキュレーションを細かく書き入れている楽譜で、内容はカゼッラの時代なので、少々古い。
装飾音符に関しては、全てのトリルやモルデントなどが実音符にされていて、しかもその実音符にしてくれているのが現在の研究から考えるとほとんど間違っているので、バッハの装飾音符の弾き方を学ぶことは、このカゼッラ校訂版では出来ない。
ただ、デュナーミクについては、1つの例としては参考になるし、指使いは時々「これは使える」と思えることもある。
また、時々、アーティキュレーションなども、ありえないような不思議さがあるが、これはこれで面白い。

ベーレンライター原典版は、日本語版のライセンス版も出版されているので、使っている方も多いと思うが、自分が持っているのは、ベーレンライターにしては少々珍しく、指使いが書いてある輸入版。
原典版は国内、海外を含めるとかなりの数があるが、ベーレンライターは研究が進んでいて最も信頼性の高い原典版であり、しかも指使いがある版で、さらに装飾音符も入れ方もバッハの原則通りになっているのが、指使いを見れば理解できて納得。
レッスンで、生徒さんの手に合わせた指使いなどを考えたり、入れる装飾音符、今回は入れなくてもいいだろう装飾音符などの判断も、まずはこの版を見て、それから他の版を見比べるので、基本となる1冊。

中井校訂版は、インヴェンション、シンフォニアがそれぞれ別々の冊になっていて、今回の写真はシンフォニア。
1曲1曲について、小鍛冶氏の解説が充実していて、学習の意図を理解しやすいように説明されている。
そして、実際の演奏をしやすいように、デュナーミクやスラー、指使いなどを中井氏が入れている楽譜で、スラーなどのつけ方は、カゼッラ校訂版などとはかなり違っていて、こちらの方が馴染みやすいような印象。
ただし、時々「あれっ?なぜここは・・・」と思うようなスラー、スタッカートなども無いわけではない。
指使いは、結構優秀で、この通りで結構弾けるが、奏者によっては違う楽譜を参考すると良さそう。

では、生徒さんには、どの楽譜を買ってもらうかというと・・・実はウィーン原典版が多いだろうか。最近は全音の市田版の生徒さんも。
ある程度良質な原典版で、しかもできるだけ低価格ということも考えると、そうなるわけだが、レッスンでもいろいろと見比べることができて面白い。

ちなみに、自分は小学生頃から、某社の「インヴェンションとシンフォニア」で学習されられてきた。
原典版風味の楽譜であり、一応、装飾音符の入れ方、実際のフレージングの考え方などの解説も書いてあったが、今の感覚では正直言ってあまり良くない内容。
だが、いろいろと書き込みもあるので、今でも時々は見る機会がある・・・。
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