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準備の時期 その5。
出場シリーズの生徒さんのお父さんが、発表会曲に、ベートーヴェンのソナタでは?と言い出した続き。

モリス : (コンクールの課題曲に?そういう考え方かぁ・・いや、これはちょっとマズイ展開だ。この曲は、数年前に、しかも確か級は・・)
ええと、ちょっと待ってください。今年は選ばれていないので、過去の要項では・・・(あ、やはり、同じ級だ・・・)
200X年に、今年出場した同じ〇〇級で、課題曲になっていますね。

生徒さん父 : ほぅ~そうですか、では行けるかもしれませんね。

生徒さん : 同じ級の課題曲なんだ~。

モリス : (そうくると思った。プラス思考なのは良いことだが、ここはちょっと危機感も必要だろうから・・)
確かにそうですが、同じ級の課題曲だから、同レヴェルで充分に弾けるというものでもなく、課題曲には実際には難易度の差が結構あるので、今年弾いた2曲よりも、やはり少し難しいと思ってください。

生徒さん父 : あっ、課題曲内でも、差があるのですか、なるほど。
まあ、やっぱりそうですか・・・でも、いい選曲だと思ったのですが・・。

モリス : (この程度では、引き下がらないとは思っていたが、そうか・・では)
では、次のレッスンまでに、このソナタ以外の曲を、少なくても3曲考えておきますので、それらも入れて、考えてみるということでどうでしょうか?

生徒さん父 : そうですか、では、先生に考えていただく曲も合わせて、次回検討させていただきますので、よろしくお願いします。

生徒さん : はい、それでお願いします。

ということで、何とか、お父さんの希望の、ベートーヴェンのソナタに即決させることだけでは阻止して、この時のレッスンを終えた。

自分は、キッパリと断るという誓いは、もはや崩れたも同然なのは承知しているが、生徒さんの実力の相応の別の曲にさせるということに関しては、まだ踏みとどまっているとも言える。
だが、次のレッスンで、お父さん希望のベートーヴェンよりも、難易度的に少し簡単な曲を3,4曲並べただけでは、説得できる要素としては弱いので、きっとあまり意味は無いだろう。
条件としては、

・お父さん希望のベートーヴェンソナタよりは難易度としては下(モリス案)
・だが、聴き栄えは同程度かそれ以上(モリス案 お父さん案)
・誰でも名前を知っている作曲家(お父さん案)
・できれば速い部分、テクニック的な部分は少ない方が良い(モリス案)
・できれば生徒さん自身が譜読みができる範囲の曲である方が良い(モリス案)

といったところだろう。
もちろん、これらの全ての条件にピッタリと当てはまる曲は、そう簡単に2つも3つも思い浮かばない(すぐに思いつく曲は、昨年誰かが弾いていたりする)ので、楽譜を開きながら、音源も少しは聴きならが、じっくりと考えることになるが、会話を総合すると、どうやら、お父さんとしては、“誰でも名前を知っているような作曲家”というところが、外せない条件のような雰囲気だった。

逆に言うと、それがあれば、「この曲もいいですね」という感じで、他の選択肢を視界に入れさせることも可能となるのではないだろうか。
例えば、ベートーヴェンの他のソナタの1楽章または終楽章。
例えば、モーツァルトのソナタの1楽章または終楽章。
例えば・・・

そう考えると、何だか上手く行きそうな気がしてきた・・・(少しだけ)・・つづく(おそらく)。
コメント
この記事へのコメント
おはようございます♪

笑いをとるためのブログではないのは百も承知ですが、このシリーズ、題名の付け方も面白くて・・(笑)

なんだか、お父様とモリスさんの会話のやりとりから、このお父様ってきっと悪気も、張り合う気もなく(多分)ただただ、自分の子供の可能性と才能(?)を信じている、とてもいいパパなんですね。

他にもっとステキな曲、かっこいい曲があるとわかってもらえると、きっとうまく行きそうですね。

2011/07/13(Wed) URL  | まりはん #-[ 編集]
こんばんは。

同じ級の課題曲だったのですね。
生徒さんのお父さんもいい(?)ところをついてきたのですね^_^;

・・まりはんさんと同じく、タイトルが全てを物語っていて思わず笑ってしまいます。

さてさて、どうなるのでしょうか・・・。


2011/07/13(Wed) URL  | millionmiro #zaLmB86M[ 編集]
まりはんさん、こんばんは。

そうなのです。
この生徒さんのお父さんは、悪気など全然無い感じで、子どもの可能性を信じていると思います。
それが、方向性というか、力の入れどころがちょっと違うような・・・といったところです。

他の曲で、演奏効果の高そうな曲をいくつか提案して、なんとかしてみようと思っていますが・・。



millionmiroさん、こんばんは。

コンクールの課題曲で同じ級だと、こちらとしても断る理由が弱くなるので、ちょっと痛いところを言われてしまった感じはしました。

あとは、お父さんが「良さそうですね」と思うような曲を、どれだけ提案できるかが、勝負の分かれ道(?)になりそうです・・・。
2011/07/13(Wed) URL  | モリス #-[ 編集]
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