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一口にピアノ演奏の実力と言っても、毎週指導している側から見ると、実にたくさんの要素を含めて、個々の生徒さんの実力の把握をしているのだろうと思う。

だから、同じくらいの実力の数名の生徒さんという、おおまかな認識が自分に中にあるとしても、その生徒さんそれぞれで、譜読みの速さや正確さ、テクニックの質、練習の量、レッスンでの反応の度合い、音楽的なセンスなどの違いも細かく把握しているつもりでいる。

これは、生徒さん達を比較しているというわけでもなく、より細かく正確に把握することで、レッスンの進め方や内容の見直しなどの時に役に立つし、発表会の曲の候補をあげる時にも、似たような実力の生徒さんが複数いるとしても、
「この曲は活発なイメージだから、この生徒さんに先におすすめしてみよう」
などと、判断する材料にもなり、普段から、生徒さんの実力を細かく、そして総合的に判断して把握しておくことは、必要である。

だが、自分が把握している生徒さんの実力と、生徒さんや保護者さんが他の生徒さんに対して持っているイメージには、ちょっとズレがあるというのも、面白い。

生徒さんも保護者さんも、ほとんどの場合、年に1回の発表会にしか他の生徒さんの演奏をしっかりと聴く機会は無いので、その1回の演奏を聴いて、イメージができあがってしまうのだろう。

例えば、年齢がほとんど同じの、Aさん、Bさんという生徒さんがいるとする。
この2名が連続して演奏するとして、Aさんはしっとりゆったりのロマン派の曲、Bさんがテクニカルで高速の古典派などを弾いたとする。

すると、聴いていた他の生徒さんや保護者さんは、頭の中で
「演奏としてはBさんの方がテクニック的に難しい、速い曲を弾いていて凄かったと思うが、Aさんは音楽センスのある演奏をする人」
というイメージをつくってしまうらしい(特に、2年連続でこの傾向が続いたら尚更)。

自分は、このような感想を複数の保護者さんから聞いた時に、半分は当たっていると思いながらも、やはり1回か2回くらいの演奏を聴いただけでは、生徒さんの実力を判断することは保護者さんにはできないので、半分ははずれるのも当然かと思っている。

半分はあたりというのは、
「Aさんは音楽センスがあるタイプで、Bさんは高速テクニック的な曲が得意」
というのは、やはり当たっているということ。
しかし、普段からレッスンで2名を見ている自分としては、
「Aさんは音楽センスがあるタイプで、Bさんは高速テクニック的な曲も得意」
という方が、より合っていると思う。

もっと少しわかりやすく言うと、実はBさんは普段のレッスンでは、しっとりと歌う曲や、陰影を創りだすような響き勝負の曲を弾かせても結構上手に仕上げていて、音楽らしい演奏ができる。
つまり、Aさんは同年代の他の人と比べると音楽的なセンスはあると思うが、実は音楽的なセンスも、Bさんの方がよりあるのでないかと、自分は思っている。

だが、発表会という場では、やはり少々派手気味でテクニカルな曲を弾く人がいた方が良いので、Bさんにはほとんどの場合、そうしたテクニック的な曲を弾いてもらうことが多いし、Bさんもそれが自身により合っていると思っているだろう。
そうなると、テクニック的にはかなり及ばないAさんは、必然的に叙情系な曲を弾いて違いを出すという方向になりやすいし、そうすることで、聴きての印象にも残りやすいので、これは正解だと思っている。

こうしたことは、AさんとBさんだけではなく、同じくらいの年代の生徒さんが複数いる場合には、考える必要があり、発表会では、演奏の印象が誰の耳にも残らないような生徒さんを減らすことも重要だと思っているのだが・・・
実は、この2年の発表会で、結構いい演奏をしていると思うのに、ほとんどの生徒さん、保護者さんの記憶に残っていない生徒さんがいる。
そこで、今年はなんとかしようと、まだまだ先なのだが、今からいろいろと作戦(?)を考えている・・・。
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