• 05<<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • >>07
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ピアノのコンクールは、自分は、出場者は他者と競っているという考え方をあまりしない。

予選から、ある一定に確率の人数が選ばれて本選へ出場できるようなシステムのコンクールは多く、それは他者との比較されることになるが、誰かが他の出場者をどうにかできるわけではなく、演奏者本人はしっかり毎日練習して、本番でもベストを尽くすように心がける。

現時点で持っている力を十分に発揮できたかどうかは本人はわかるだろうが、点数や賞などについては、演奏を聴いた審査員が判断することであって、他の演奏者と対決しているわけでも、対戦しているわけでもない。

点数は賞などのコンクールの結果というものに対しては、多くの場合は1位や金賞などの最高位、または本選へ出場などの結果を得た人以外は、満足出来ないものだろう。
そして、出場者の多くはそうした満足の結果を得られないのがコンクールなので、審査員が変だととか、何かあるのではないかといった憶測は、何時の時代にも多かれ少なかれ噂として漂っているものなのかもしれないが・・・

それでも、自分もこれまでに各種のいろいろなコンクールを観聴きしてきたが、多少は不可解な審査結果だと思うことはあっても、例えば、某全国組織コンクールなどの地区予選の段階で、素晴らしい質の演奏の人が何の賞にもならないといったことは、全く無いとは言わないが、ほとんど無いと思う。

ただ、どのコンクールでも、審査員の質というのは、やはり多少の問題があることは、出場者がもらう講評用紙やアドヴァイス用紙、ポイントアドヴァイスなどに書かれていることから、感じることはある。

例えば、以前に自分の生徒さんが出場したコンクールで、審査員のひとりに、こんなことを書かれていた。
「リズムが違っているところがあるようです」
当然ながら、この生徒さんは譜読み段階から仕上げまでリズムの間違っている箇所など無かったし、自分はこの時は生徒さんの本番に演奏を聴いていたが、リズムの違う箇所など無かった。
つまり、勘違いしていたのは審査員の方なのだが、これはおそらく版による装飾音の違い(入れ方の違い)だろうと思うが、特に特殊な版を使用していたわけでもなく、普通に市販されている版で、しかも原則的なバロック装飾の入れ方に統一をした演奏をした。
要項には、どの版を使用しても(音などが違っても)、審査には影響はないと書かれているが・・・?・・・昔の春秋社版の影響などを、今でも受けている審査員だったのだろうか。

他にも、こんなことも書かれていることがあった。
「バッハでは、テンポの揺れはダメですよ」
・・・?!
これは、いったいどうしたことだろうか。
コレンテやジーグ、トッカータなどでは、一定の高速テンポを維持して弾いたほうが良いだろうが、この時に生徒さんが弾いたのは、かなりゆっくりなサラバンド。
ゆっくりなアルマンドやサラバンドなどでは、フレーズに沿った多少のテンポの揺れがあっても問題は無いはず、いや多少は揺れができるものだろうし、素晴らしいバッハ弾きの弾くフランス組曲やパルティータは、適度な揺れが絶妙だったりするのだが・・・。
きっと、この審査員は、何かのお固いものに縛られているのか、それとも現代のバッハ弾きの演奏は聴いたことが無いのか・・・もちろん、この時は他の審査員には、歌い方が素晴らしいと高い評価も頂いたので、変な講評は全く気にしないでいいと生徒さんには伝えた。

こんなことは一例だが、何人もの生徒さんをいろいろな曲で、いろいろな演奏の質でコンクールに出していると、奇妙なアドヴァイスや講評に出くわすことは時々ある。
もちろん、審査員も人間だから、個人の考え方はいろいろあるだろうし、それを審査に入れることはあっても良いと思う。
だが、審査に個性を入れることはできても、知識不足や勘違いなどはできるだけ少なくする必要はあるだろう。

まあ、一定の確率でそうした審査員がいることは、避けることは難しいとは思うが・・・。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。