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その作曲家が生きていた国や地域の時代背景、文化を、もっとよく知って、理解することが、とても大事だと・・・

と、強調する風潮が、とても強く、最近思うに、少し強すぎなのではないかと。

確かに当時に時代的背景、政治、文化など、多く事柄が作曲家に影響を与えていただろうし、大作曲家も一個人なのだから、普通に生活があり、そうしたなかで音楽を生み出していたので、そうした背景をよく理解したほうが、と考え方もあると思う。

・シューマンは文学をこよなく愛していて、自らもたくさん執筆する人だったから、音楽の中にも文学の要素が盛りだくさん・・・

・ショパンはフランスで活躍したが、故郷のポーランドをいつも思っていて、ポーランドの民族舞踊の要素を取り入れていたので、マズルカとはどんな踊りなのか、ポロネーズはどんなリズムなのか・・・

たしかにそうだろう。
だが、ちょっとまって欲しい。
シューマンが好きだった文学を読まないと、シューマンは弾けないのか、ポーランドで昔の人が踊っていたとされるマズルカを踊れないと、ショパンは弾けないのか。

そんなこともないだろう。
シューマンが文学に影響を受けたり、文学に出てくる登場人物の要素を曲中に盛り込んだとしても、それは演奏とは直結はしないだろうし、ショパンだって若いころにポーランドを離れていて、本当に民族舞踊に詳しかったのかは、よくわかっていない部分も多い。

それに、どんなに文献を読んだりてしても、当時のシューマンやショパンの考えていたことなど、詳しくわかるはずはないし、逆に表面的に同時の文化をとらえて、変な誤解をしてしまう可能性だってあるだろう。

例えば逆の立場に置き換えたら・・・
自分も、小さなピアノ曲くらいはつくったりもするが、それがどこかの国で出版されて、広まったとする。
その時に、そのどこかの国のピアノ指導者などが、

「このモリスって作曲家は、日本人なので、演奏するにあたっては、日本の文化をよく知ることが大事です。
日本の文化は、知ってますか?
フジヤマ、カブキ、サムライ、ゲイシャ、ワビサビ、ゼン、ジンジャ・・・これについても、勉強しましょう」

なんて、話になっていたら・・・笑ってしまう。
自分モリスのつくるピアノ曲は、侍も歌舞伎も芸者などとも全く関係が無いから、そんな知識を盛り込んで演奏してもらう必要なんて、全くない。

そう、作曲なのだから、必要なことは楽譜の中に、基本、全部入れたわけで、それを譜読みして、実際に演奏して感じたままに弾いてくれれば、それでいい。

この原点を、ちょっと忘れてしまったりは、していないだろうか・・・
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