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先日、春休みとういうことで、以前に他県へ転勤された生徒さんが遊びに来てくれた。
約2年ぶりに会う生徒さんは、体も大きくなり中学生らしい顔つきになっていて、見た瞬間に成長を感じたが、話してみると以前のようにすぐに打ち解けてくれて、自分としても少し安心した。

社交的な性格の生徒さんだから、新しい環境にもすぐに慣れるだろうと思っていたが、転勤前は、
「ピアノの先生はなぁ・・・(相性が)合う人見つかるんだろうか・・・」
と、少々不安げな発言もあったことを思い出す。
自分は、
「大丈夫だよ。もしもの時は、連絡くれれば、紹介もするから」
といって送り出した。

その後、生徒さんから、時々メールで連絡はあった。
それは、新しい先生を紹介して欲しいという要望ではなく、
「今は、こんな曲やっています」
というような近況が多かったので、新しい先生もすぐに見つかって、きっとうまくやっているのだろうと思っていた。

そして、2年ぶりに再会で聞いてみると・・・

生徒さん : うん、今の先生は、大きい曲もやらせてくれるし、合っていると思う。

モリス : そうか、よかった。

生徒さん : うん・・・でも、3人目なんだよね・・・

モリス : ?!・・・転勤してから、3人目?

生徒さん : うん・・・ほら・・・私って、「この曲やりたい」とか、自己主張しちゃうから、そういうのが、1人目、2人目の先生は、なんか気に入らないみたいっていうか、「その曲やるなら、これ弾いてからでしょ!」みたいに言われるのが・・・どうも・・・

モリス : ああ・・・でも・・自分も、あなたに、「この曲弾いてから」とか、「もう少し実力上げてから」って、言うこともあったのでは?

生徒さん : うん、あった・・・けど、それでも発表会に、「この曲やりたい」って言ったら、モリス先生は、「じゃあ、こっちの小品もやるならいいよ」とかって、条件付きでもやらせてくれたし。

モリス : そうだったかもね。

生徒さん : 転勤先の1人目、2人目の先生のような、「これ弾いてから、これ」っていう順序を守る方が良いのも、頭ではわかっているんだけど・・・


という話だったが、他にも気になるところがあって、今の3人目の先生になり、それで一応落ち着いたらしい。
確かに、この生徒さんは、自己主張あるというか、演奏力がそこまで高くないのに、自分の音楽感みたいなものはある程度あるので、そういうのを気に入らない指導者というのは、いることは想像できる。

このあたりの指導者と生徒さんという関係というのは、相性もあるし、微妙で難しいものなのかもしれない。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは
こんにちは。

私も実力をはるかに超えた曲を弾きたいと言ってましたので、まるで自分のことのように読ませて頂きました。

私の場合は、幸運にも今の先生に忍耐強く育てて頂いたと思います。

この生徒さんも先生を3度変えてもピアノを続けていらっしゃることを自分のことのようにうれしく思います。

これも最初の先生がモリスさんという良い出会いがあったからなのでは、と思います。


2014/04/12(Sat) URL  | millionmiro #zaLmB86M[ 編集]
millionmiroさん、こんばんは。

実力よりも上の曲を弾きたいこと自体は、向上心ととらえればとてもいいことだと思います。
そのレヴェルに向けて、どのような、どれくらいの準備、練習ができるのかということでもあるので、現実には大変ではありますが。

自分も、この生徒さんは、ピアノが好きだというのは以前からとても感じていたので、何よりも続いていることがとてもうれしく思った再会でした。
2014/04/15(Tue) URL  | モリス #-[ 編集]
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