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以前に行ったあるところで、ヘンデルをとても楽しそうに活き活きと弾いている小学生がいて、自分は聴いていてうれしくもあり、感心した。
思い出してみると、自分がバッハのインヴェンションを、
「あと残り8曲かぁ~」
などと思って弾いていた頃は、旋律の絡み合いや掛け合い、変化なども感じて弾いていただろうし、曲の構成などもそれなりには学んでいたとは思うが、いつも演奏は同じような音質だったようにも思う。

それからしばらしくして、バッハに対して柔軟な考えの指導者に習うようになったこともあり、インヴェンションもかなり負担なく弾けるようになった。
その先生は、
「バッハはね、別にカチカチに弾く必要もないから、基本的なモチーフは大事にして曲想は把握できるだろうから、まずは思ったとおりに弾いてみて。それから、もう少し変えてもいいからね。
例えばここは、『踊りのように活発に』、でもここはもっと鍵盤上を『丁寧に歩くようなクモの足』みたいに、繊細に弱くてもいいでしょう?」
という指導もあったと思う。

当時の自分には、「とにかくバッハはやれなくては」という気持ちがどうしても先行していて、それがさらに「バッハはあまりロマン的にならないように」という気持ちにもつながっていただろうから、そういった概念から少しでも解放されてからは、気分的には楽に弾けるようにはなったのかもしれない。

そうして、バッハへの苦手意識は何年もかけて次第に少なくなっていったが、白髪爺さんに出会ってからはまた少し違う展開だった。
「おい!そんな装飾音符の入れ方あるか!」
と言われ、さらに
「止まれ止まれ!どうしてこのフーガがそんなに速いんだ!」
などとも言われて、バッハのレッスンはいつも怒鳴り声の繰り返し(バッハだけではなかったが)・・・再び面白くないバッハというイメージが強くなっていった。
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