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先月の終わりから湯山昭の「フランス人形」を弾いている大人の生徒さんは、まだ曲想を感覚でつかめていない様子。
本人の中にも「こんな雰囲気で」という意識は少しはあるし、mpやppといった弾きわけもして表現しようとという意図は感じられるのだが、それがまだ鍵盤には伝わっていない様子で、どこか平面的な演奏になっている。

そんな時には、その「フランス人形」の曲のみを実演しながらレッスンしても良いのだが、大人の生徒さんで理解力も知識もある程度あるので、もう少し話を広げて他の曲の実演も入れてレッスンをしてみた。

「この『フランス人形』というのは、フランス人形のイメージを曲にしたというだけではなくて、いろんなところに少しフランス的な要素を入っていて、
例えば、曲中のこの4度の響きや動きなどが、ラヴェルのこんな曲の冒頭とか、ドビュッシーのこんな曲にも似ているかな」
と実際に少し弾いてみせると、
生徒さんも
「あっ、本当ですね、感じが似ているように思います、難易度は全然違いますけれど。そんな響きを意識すると雰囲気が出せるようにも」
と少しわかってくれた様子。

自分が続けて、
「他にも、『フランス人形』の2ぺージ目のこの箇所はpppでpが3個だけれど、フランスの作曲家のピアノ曲では、例えばこんな曲のように(楽譜を見せてみて)pが3個は結構多いから、こういうところも似ているかな。
似ているというよりも、『フランス人形』の作曲家の遊びみたいなものなのかもしれないけれど」
と言うと、
生徒さんは
「なるほど、この2ページくらいの初級くらいの曲でも、いろいろと考えると面白いですね。雰囲気出せるようにやってみます」
と言ってくれたので、仕上がりも楽しみになってきた。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは!

「フランス人形」からラヴェルやドビュッシーの話、なるほど、と思いました。
レッスン中の曲だけでなく、それに似たような要素を持つ曲を参考に出してみるだけで、曲への理解も深めてもらいやすいですね。

初級の曲って、大人の方にすると、少々物足りないと感じられてるかもしれないので、色々イメージをもっともってもらうのも大事ですね!
2007/12/11(Tue) URL  | まりはん #-[ 編集]
そういう、具体的な響のイメージって本当に重要なのかもしれませんね。イメージ…っていうと、色々と物語を想像しちゃいますけど、まぁ~それはそれで悪くはないんでしょうが(笑)、でも、最終的にはそれが音の響きとしてのイメージに繋がらないと意味がないですもんね。そういう意味では、ピアノの他の曲や、オケの楽器など、色々な響を具体的にイメージする事って、自分の演奏に対するイメージを膨らませる助けにもなるんでしょうね。
2007/12/11(Tue) URL  | SONBUN #tzyAXhkQ[ 編集]
まりはんさん、こんばんは。

「フランス人形」くらいになると、初級の曲でも結構考えられて作曲されていると思うので、いろいろと他の作曲家や曲との関連性もみえてきますよね。
もちろん、他の作曲家の小さな曲でもそういた要素は結構あるので、探すのも楽しいものだと思います。

そうしたことを、レッスンでうまく伝えていくと、生徒さんも興味を持ってくれるので、良いと思いますよ。



SONBUNさん、こんばんは。

音楽や演奏、レッスンというと、どうしても抽象的な言葉が多くなるものですが、説明の内容は具体的なことも大切にしたいですよね。
おっしゃるように、音楽や響きのイメージ=何かの物語でも良いのですが、音楽とは関係が薄く無理やり作ったお話では、あまりつながらないものですから、具体的な本物の響きに触れることが一番だと自分も思います。
それがイメージの想像力の倍増にもつながっていきますから。
2007/12/11(Tue) URL  | モリス #-[ 編集]
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