と言う大人の生徒さん。
弾いている曲は練習曲や教則本から随時選択した曲やバッハ、ショパン(ワルツなど)と結構多彩にはなってきているが、どれも弾けているし表情もついているが、ピアノを弾く根本の技術もまだまだのせいもあって、良い仕上がりとまではいえないくらいだろうか。
そこで、ギロックなどの1ページから2ページの作品を、もっと完成度の高い演奏を目指すという試みも最近始めてみた。
指の動き的にはそれほど難しくもない短い曲の中で、どんな表現をイメージするのか(無理安ストーリーをつくるという意味ではなく)、どのレヴェルで鍵盤をコントロールできるのか、といったことを重点的に、仕上がりに少し時間がかかっても良いことにしてみる。
別にギロックではなくても良いのだが、要素も多くで飽きないだろうし、この生徒さんもギロックの「秋のスケッチ」や「間奏曲」などを気に入ってくれたみたいだ。
もちろん、そうした取り組みの効果がわかるのは少し先だろうが、ほかの教則本やバッハなどもやっているので、そちらにも好影響があらわれるだろうか。
ギロックの曲集、あまり難しくないけれどすごくステキな曲がありますものね!
今でも、子供の頃に弾いた「雨の日のふんすい」が大好きで、まだ暗譜しています♪
レベル相応より少し易しめの曲になると、タッチや表現などに対しても余裕が出てきていい演奏につながりそうですよね。
私も、実際に生徒さん用の曲を弾いてみると明らかにそれを感じます。
自分の曲でもそういう風になれればいいのですが。。
ギロックはいい曲がたくさんありますよね。子供の頃に弾かれたギロックを暗譜されているなんて、素敵なことだと思います。
実力ぎりぎりの曲に挑戦ももちろんいいのですが、同時に少し簡単だと感じる曲も持って練習してみるのもおすすめですよ。