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あの全国規模のピアノコンクール地区予選の感想続編を。

小学4年生以下の級も聴いた。
こちらは出場人数がかなり多く、途中で少し休憩も挟みながらの進行。

必須課題の近現代だが、この会場ではカバレフスキーを選んだ人が最も多く、20人以上が弾いていた。。
このカバレフスキーの曲は、短くてシンプルだが、その良さを引き出すのは簡単ではない。
特に左手の弾き方に変化が無い方多く、右手で強弱はつけているが単調な演奏に。また、ある程度は速く弾かないと効果が無いが、そうしたところまで到達できていない方も多かった。

フリブレを選んだ人が次に多かったが、この曲の持つ雰囲気と線の流れを出すことに苦労された人も多かったようだ。
しかし、2名ほどは、響きをよくとらえて流れの良い演奏をしており、選曲が合っていると感じた。

池辺晋一郎を選んだ人は少なかったが、弾いた人は皆ある程度まとまりの良い感じに弾けていた。ただ、リズム感が崩れそうな演奏の人も数名いて、こうした簡素な曲だからこそ、もう少し気を使って欲しい。

と書いてみたが、実はこの3曲のうちのどの曲を選択しても、曲の持つ性質から微妙な感じ仕上がってしまう可能性があるので、選曲の難しさ、そして仕上がりまでの練習とレッスンの困難さはあったと思う。


この級も組み合わせの1曲としてバロック期を選択する方が多く、しかも20人以上がテレマンに集中(つまり、「テレマン+カバレフスキー」の組み合わせが非常に多かった)。

テレマンを選ぶ人が多いのは予想はできていたが、この曲はどのような演奏すると素敵に聴こえるように弾くのは、かなり難しい。
いくつかの校訂楽譜は出ているので、それらのデュナーミクを参考にした演奏や、課題曲の講習会などを参考にしたと思われるような演奏の人もいたが、大げさすぎるようなクレシェンドや、叩いているのに鳴っていないような演奏の人も残念ながら多く、わずか16小節の曲ではあるが、もう少し研究された方が良いように思う。
バロック期からは他に、クレープスを選んだ人が少しいたが、この曲の選択する人は指の動きが軽快な人が多く、それなりの仕上がりで演奏していた。
また、古典のハイドンを弾いた方に、リズム感がある演奏の方が多かったが、中には重たい3拍子の演奏もあった。

全体的なレヴェルとしては高いわけでないが、一定以上の演奏の人も多かった。
突出して素晴らしい演奏を聴かせてくれた3名ほどを除いては、採点は僅差だったかもしれない。
自分の勝手に採点は、地区本選に出場の可能性がありそうな人を13人に少し高得点をつけてみる。
結果は11人が地区本選出場で、そのうち10人は自分がマークした13人に入っていて、1人はノーマークだったが、だいたい予想は的中(?)といったところだろうか。

結果発表後のホール内やロビーで、
「どうして?あの子はミスがあったのに」とか
「あの子の方が上手かったよね?」
というような会話が今年も結構聞かれたことだが・・・いつも思うが、そういうものでもない。

採点は僅差と書いたが、僅差といっても、こうした地区予選レヴェルでは、聴いていると結構明確に違いがわかりやすいものでもある。
演奏者や指導者は当然だが、演奏者の父母や方々にも、聴く力と冷静な判断が必要だろう。
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