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ある指導者さんから引き受けた、4月から小学5年生になった生徒さんの話の続きものを。
持ち曲は、最近は常に4曲ペースを維持できているのだが、その4曲の力の入れ具合には明らかに差がある。
例えばバーナムテクニックも使っているのだが、拍子感に乏しく、時には音価もかなり不正確。
タッチのフォームも以前よりは改善されたが、それでもピアノを始めてから数年間は、基本的な弾き方についての指導をほとんど受けていなかったらしいので、ここをしっかりと改善するためにも、基本的なテクニック練習を重視したい。

だが、数ヶ月レッスンしてみて、テクニック系の本を使ってテクニックの基本を整えるというスタイルは、この生徒さんにはあまり合っていないように感じてきた。
合っていないというよりも、以前の指導者さんに習っていた数年間で、質の良い弾き方を身につけるとうレッスンを受けてこなかったので、自分が生徒さんに指示をしても、なかなか頭にも体にも入っていかないようだ。

そこで、バーナムや他の教本などは今後も続けるのだが、あまり細かいことを言わずに、次々と進ませてみることにした。
もちろん、それだけでは何も改善されずに進歩も望めないので、生徒さんが好きな曲のレッスンで、テクニック的な指導もたくさん入れてみる。
例えば、今はジャズっぽい曲もレッスンに入れているが、これが生徒さんはとてもお気に入りらしく、生徒さんの実力を考えると、譜読みも少し大変だろうし、テクニック的にも少し難しいはずなのだが、かなりがんばって練習してくる。

そうなると、自分が生徒さんに、
「ここは、こんな風に手を使ってやるとうまくいくよ」
と実演を交えて指導すると、生徒さんはすぐにそれを習得しようと、レッスン中も何度も弾いてがんばている。
さらに、
「ここの部分は、こういった和音の響きにしてみたらどうかな?」
と弾いてみせると、これも生徒さんはすぐにそうした音を出そうと、夢中になる。

好きな曲の効果というのは凄いもので、約1ヶ月でまずまず仕上がりの演奏に近くなってきて、しかも手のフォームや動きも良くなってきた。
やはり、気に入った曲と直接結びつくような演奏方法というのは、生徒さんの頭にも体にもすぐに入っていくのだろうし、家でも繰り返して練習するから、習得が驚くほど早い。

テクニック系の本や教則本を使って、演奏の基本も知識も総合的に着実に習得した方が、生徒さんにとっては後から楽だとは思うのだが、この生徒さんの場合には、今は好きな曲のレッスンで、より多くの要素を盛り込む方法でやっていくのが良いようだ。
コメント
この記事へのコメント
モリスさん こんばんは
この生徒さんの成長ぶりやはり気になっています。
教則本を使用しなくても好きな曲の中で学んでいくのも一挙両得みたいな感があって良いですね。
 教則本の課題で得たものを曲の中で活かしていく達成感も味わってほしい気もしますが。でも人それぞれにあった習得方ってあるのでしょうね。
2009/05/18(Mon) URL  | イヴォンヌ #-[ 編集]
子供さんというのは正直ですね(^_^)

それから、そういう子供さんの伸びそうなところに目線を合わせて教えられるモリスさんもやはりすてきな先生ですね(^_^)

前回の記事にあったキリ・テ・カナワさんをYou Tubeで探してみました。プッチーニは見つからなかった(探し方が悪かったのかも・・)のですが、思いがけずこの方が歌うラフマニノフのヴォカリーズを見つけ、聞き入ってしまいました。

やっぱり人の声というのは豊かで伸びやかでしなやかで・・・今まではあまりこういう歌を聴くこともなかったのですが、表現力の豊かさを感じました。

また機会があればお薦めのプッチーニも聴いて見たいと思います(^_^)
2009/05/19(Tue) URL  | millionmiro #zaLmB86M[ 編集]
イヴォンヌさん、こんばんは。

おっしゃるように、教則本で総合的に学んだことを、曲の演奏に活かしていくようなレッスンが望ましいのですが、この生徒さんの場合にはそうした段階まではまだ遠い感じです。
しかし、好きな曲を弾きながら、そこにレッスンのポイントをたくさん入れて進行していけそうなので、そうした方向で現在はやっていこうと思っています。



millionmiroさん、こんばんは。

そうですね。
子供の生徒さんというのは、この生徒さんのように、練習する曲とあまりしない曲の差が大きい方もいるのですが、好きな曲を使って、その中で演奏全体の室をあげられるように、レッスンで指導していければと思っています。

キリ・テ・カナワいいですよね。
おっしゃるように、豊かで伸びやかな歌声は、普段歌を聴かない方にもぜひ聴いていただきたいと思います。
2009/05/19(Tue) URL  | モリス #-[ 編集]
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