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練習会夏報告のその3です。

ワンポイントレッスン以外でも、ピアノや演奏などに関する雑談的な話が、練習会でも、その後の食事会でもいくつかあったので、それらを少し取り上げてみる。
参加された方々は会場の様子などを振り返りながらお読みいただければ。

会場のザウターのピアノについて。
ザウターのグランドピアノを弾くのは、自分もかなり久しぶりだった(ザウターのアップライトピアノは、練習会の数日前に、偶然に某所で触る機会があった)が、皆さんが感じられたように、少し難しいピアノであり、「このようなタッチで、こんな音になる」といった感覚をつかむのに、やや時間を要するピアノという印象を、持った方も多かったと思う。

自分も、ハチャトリアンから弾き始めて、
「これは・・・対話をしていくようなピアノで、少し難しいかな」
と思ったが、実は感触としては、自分にはまずまず合っているようにも感じたので、曲によっては、いつもよりもデュナーミクの幅を少しだけ狭くして逆にその範囲で音色変化にしてみたり、ペダルの入れ方を変えてみたりなども試して、なかなか面白かった。
特に、ソスネヌートペダル(中央のペダル)が無いので、足のかかとをつけないハーフペダルを曲にドビュッシーではいつもより多用(お気づきになった方もいたでしょう)してみると、響きの変化が感じられた。

つまり、弾いているうちにピアノとの相性は決して悪くないと思いながら、結構楽しめて弾けたのだが、参加者さんのお1人から、
「モリスさんは、このピアノにも対応できるのですね・・」
というお話があったが、自分も対応できたいたのかどうかは、正直わからない部分も多い。

ただし、自分の演奏を、そのように感じてくださった方がいたとしたら、それは、もしかしたら、いくつかの要因があるかもしれない。
1つは、自分は、いろいろなピアノを弾くということに、少しは慣れているということ。いきなり何かをするというのではなく、対話するようなつもりで、弾き始めると、ピアノも応えてくれるように思う。
もう1つは、自分の持ちピアノの1台は、ザウターとは違うのだが、音やタッチとしての方向性のようなものが、少しだけ似ているピアノだからだろうか(これらについては、当日は話す時間やタイミングが、あまり無かったので、またの機会にでも)。


テクニック練習について
食事会で、少し盛り上がった(?)話の1つに、
「曲のある部分を弾けるようになるために、その部分と同じようなテクニック練習を、同時に練習に取り入れる方がいいのか?」といったような題材があった。
これについては、自分も説明が短くなってしまったのだが、個人個人の今現在のテクニックの質、曲への取り組み方、普段やっているテクニック系の練習の質と量などが違うので、一概には言えないし、正解があるものでもないが、重要なことは「音楽として弾けるようになるため」ということになると思う。
つまり、曲中にスケール的な華麗なパッセージがある場合に曲の流れからはずれて、いきなりそこだけ無機質なスケールみたいになるのは、絶対に避けたいが、それさえわかっていれば、練習方法は人によって異なっても、大丈夫だろう。
このあたりのことも、またの機会があれば、少し話していきたいと思う。


お配りした「紙切れ」について
自分は、人の顔と名前を、すぐには記憶できないという特技(?)を持っているので、今回はあらかじめ、参加者さんの曲目と演奏ポイントを書いた紙切れを用意して、さらに当日書き込んでから、一人ひとりに渡す方法をとらせていただいた。

おすすめ録音は、よく言われているような、日本で一般的によく知られているピアニストの代表的な名盤とは、できるだけ違う演奏で、尚且つ演奏者にとって何かしらのプラスを感じられる録音という視点から、あげてみた(曲目によっては、おすすめが思いつかずに、定番を挙げている場合も)ので、もしよければ、参考にお聴きいただきたい。
輸入盤CDなどをあげている場合も多いので、探す場合には、ある程度大きなCDショップのクラシックコーナーか、場合によっては中古CDを扱っている大きなショップ、またはネット上の音源などをお探しいただければと思う。
特に、バッハやラヴェルであげた音源は、隠れた音源だと思うので、おすすめです。

おすすめ楽譜については、普段のレッスンでは、自分は「できれば、これかこれがいいよ」とか、「これ以外なら何でもいい」というように、それほど固執はしないのだが、譜読み時間や練習時間に制約がある大人のピアノこそ、質が良い楽譜を使うことで、演奏が楽になるものでもあるので、いくつかのおすすめ楽譜を書かせていただいた。
基本的には、ある程度の信頼性がありながらも使いやすい楽譜という視点。こちらも、買い足すほどのことではないかもしれないが、もしよろしければ、楽器屋さんで見てみてください。


他にもいろいろと、重要なお話や質問もいただいたが、全部は書ききれないので、これくらいに。
コメント
この記事へのコメント
モリスさん こんばんは

注文しておいたカール=アンドレアス・コリーのCD(モリスさんからのおすすめ録音)が手元に届きさっそく聴いていみました。

バスの流暢な響が曲全体に間断なく流れていてフレーズを奥底から支えている感があり魅力的でした。「バランスが非常によい」とおっしゃっていたので、そこに重点を置いて聴いてみました。音の選択に思い切りの良さがあるように私は感じました。芯のある軽やかなタッチ(←表現力不足でうまく言えません)も目に見えるようでした。

一緒に入っていた即興曲の1番は一気に歌い上げていて音の渦に引き込まれていくような錯覚に陥りました。まさに即興曲でした。

素敵な録音を紹介いただきありがとうございます。また、じっくり聴いてみます。
2009/08/19(Wed) URL  | イヴォンヌ #-[ 編集]
イヴォンヌさん、こんばんは。

カール=アンドレアス・コリーのショパンお聴きいただけたみたいで、良かったです。
「バスの流暢な響」「芯のある軽やかなタッチ」は、本当にそうですね。
この演奏は一般的にはそれほど有名でもないかもしれませんが、自分はなかなか魅力的で素敵なショパンだと思っています。
2009/08/19(Wed) URL  | モリス #-[ 編集]
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