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小学5年生のある生徒さんは、ショパンで半音階やアルペジオを含んだ箇所で、流れがスムーズに弾けないが、その他の箇所は既に仕上がり想定のテンポで弾けているので、弾けない半音階やアルペジオの箇所も、そのテンポで半ば強引な指の動きで弾こうとしている。
何枚かCDを貸したので、それの影響もあったのか、
「コロコロコロっときれいに半音階を速く弾きたい」とか
「アルペジオを上まで駆け抜けたい」
というような思いばかりが、先行してしまっているようだ。

この生徒さんは、指回りはそれほど悪くないので、問題の箇所を1週間しっかりとゆっくり弾いてみれば、そんな苦戦するとも思えないが、ゆっくり弾く練習をほとんどしていないのだろう。
不完全に速く弾くことを、何度も繰り返しても、やはり不完全なままなのは、この生徒さんもわかっていると思うのだが、速く弾いても10回に1、2回くらいは上手く弾けるので・・・・・これが結構困りもので、全く弾けないならゆっくり練習するのだろうが、上手く弾ける低い確率を、実力だと思ってしまいがちで、ゆっくり弾く練習をしない要因にもなっている。

この生徒さんには、単に口で言うよりも、実演で理解させた方がいいようなので、自分は生徒さんの演奏にストップをかけて、
「全然違う曲だけど、少し弾くから聴いていてくれ」
と言って、ラヴェルの「ソナチネ」の3楽章の途中の一部を弾いて聴かせた。
生徒さん : 「!」
モリス : 「今の箇所みたいに、ハープのグリッサンドのように聴こえるような、風が一気に吹いたような感じには、どうして弾けると思う?」
生徒さん : 「え~と・・・先生と私では、テクニックが全然違うから・・・・」
モリス : 「今はそれが問題ではないよ。この箇所は、左右の手が3連符と16分音符になっていて、合わせるのが難しいという人もいるけど、理解できれいれば厳密に合わせて弾くことができて、凄くゆっくり弾くと、こうなっている。
そして、速く弾いた時の動きを想定したゆっくりの状態で完璧に弾けていれば、あとはテンポを上げて弾くことは、それほど難しいことではないから」

これを言った1週間後には、生徒さんのショパンのアルペジオは、かなり良くなっていた。
だが、半音階がまだまだ力みが強いので、その箇所だけ急にバタバタとした印象に聴こえるで、これももう少し改善したいところ。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは!

3連符と16分音符・・有名なあの曲かしら?と想像しながら読ませていただきました。
あれだとすると、キチンと弾けてないとやはりテンポアップした時も何かおかしい演奏になってしまいますよね☆
また、無駄な手の動きをなくして手の柔軟性を使って弾くためにもゆっくり練習はとても大事だなと私も感じてます。

きっとこの生徒さんも素敵に弾いてもらえそうですね。
2009/10/12(Mon) URL  | まりはん #-[ 編集]
まりはんさん、こんばんは。

有名なあの曲?・・・そうですね、あの曲も3つと4つを左右で弾きますよね。
その有名曲も、本当は完璧にリズムが合うのですが、ただ何となく交互に入れるとか、拍の頭でしか合わないと勘違いされている方もいたり・・・。

生徒さんの中には、難しいと感じる部分ほど、ゆっくりと練習できていないことも多いので、特に曲中のアルペジオやスケールでは、曲の流れでゆっくりと弾くことを、少し集中的にやって欲しいですよね。
2009/10/12(Mon) URL  | モリス #-[ 編集]
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